3歳児
午後、保健所の3歳児歯科健診のお手伝いに行った。
年に3回くらいまわってくる健診のお手伝い。
区内の3歳児に会える。
3歳児の口の中を見る。
一昔前に比べたらむし歯のある子は減ったよ、と言われるようになってからしかこの仕事をしていないので、むし歯の洪水と言われた時代の3歳児健診はどんなだったか、ぼくにはわからない。
むし歯がある子どものほうが少なくて、むし歯があるとたいへんだ、という状況。
むし歯くらい、とも言えるかもしれないけれど、たかがむし歯、されどむし歯。
いやいやゼッタイむし歯にはならないほうがいい。
残念ながら乳歯でむし歯になってしまった人は、永久歯ではむし歯にならないように、と思ってもらいたい。
もちろん、子ども本人ではなく、親が。
「この子アメが好きで、、、やめられなくて。。。」
とおっしゃるお母さんがいるのも事実。
けどそういう親御さんが減っているんだろうなあ。
今日はぼくが担当した中には数名だった。
うちすでにむし歯が進行中は1人。
危ないな、というレベルが2人かな。
ということは、3歳児の1割にむし歯があるってことになる。
これが4歳、5歳になるにつれその割合は増える。
やっぱりむし歯はそう簡単になくならないともいえるな。
むし歯はさておき、ぼくらの住む区はちゃんと子どもが生まれて、育っているんだなあって今日も思った。
子どもがいないとね。
この子たちが暮らす未来はどんな世の中になっているだろう。
この子たちが成人になる頃、ぼくはどんなおじさんになっているかな。
57歳だったら、まだ生きてて歯医者しているかな。
chuが一人前の社会人になってるかも。
すぐにそうやってどうなるかわからない未来を思い描いてしまう。
悪いクセだ。
by omori-sh | 2010-02-12 21:18 | episode