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画伯と

須飼さんとの出会いは4年前の夏。
あれ以来、すっかりファンになった。
神戸界隈での個展には足を運んでいる。

診療所に、3作品展示している。
でも、この作品が欲しい、という作品は売り手が決まっていて、その次の作品だったりする。
次こそは、これだ!という作品を、と思っている。

そんな須飼画伯にメールを送った。
先日ミニアチュール展の案内を送って下さってて、それに伺った報告と、そのほかの報告で。
そのメールのやり取りを抜粋で。

ぼくから須飼さんへ

一昨日・昨日と龍野、赤穂、坂越、室津を訪れました。
室津では須飼さんが描かれていた古い建物とそれ越しに漁港が見える場所を探し当てることができて、うれしかったです。
でも、生い茂る草木のおかげであの絵のアングルでは写真を撮ることができなかったです。

龍野の町も静かで、醤油資料館も趣がありました。
坂越も出会う人がみなあたたかくて、また行きたい古い街並みでした。

お忙しいかと存じますが、ぜひまたわたしたちの手元にも須飼さんの作品がやって来ることを楽しみにしていますので、ステキな絵をお願いします。


このメールに対し、須飼さんからいただいた返信より

室津の描いた所にもわざわざ行ってくださって嬉しいです。
龍野やあの海沿い一体は本当に良いところです。
たくさん絵になる所がありますし、龍野は亡くなった祖父の故郷でもありましたので思い出の場所です。
あと新舞子の遠浅に沈む夕日は本当に綺麗ですよ。

僕はいま東京で絵本の打ち合わせや個展の制作をしております。
六月末で新聞の連載が終わりまして少しゆっくり旅行でもしたいと思っていたのですがなかなか難しいようです。
来週は出版社の取材で伊勢神宮の参道のおかげ横町まで行って来ます。
また、良い風景にめぐりあえると嬉しいです。

個展までに良い作品が出来ますよう精進いたしますので是非お越しください。
いつも近況ありがとうございます。

また、お会いできます事楽しみにしております。


12月が、待ち遠しい。
今度こそ。

by omori-sh | 2012-08-14 21:55 | episode