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遠ざかるセミ

何となく、また短歌部のことを思い出した。
部員はぼく一人。
去年の今頃、はじめたんだけど、フェードアウトしかけてた。

夏の終わりはちょっと寂しく、叙情的になりがちなのかもしれない。
感情の表現として、ぼくにとって魅力的なのが短歌。
別に上手でなくていいでしょ。

そういうわけで、またいつ廃部になってもおかしくない短歌部をまた再開。
幽霊部員として、娘もいたはずなんだけど、彼女はバレー部が忙しいので。
一人が気楽でいいんだよ。

そういえば 聞こえてたはず セミの声 遠ざかる日に 妙に恋しき

そりゃあ、8月もあと3日だからね。

日が暮れて、暗くなってから散水してるといい風が吹いている。
霧が自分にかかって気持ちいい。
1ヶ月前なら、まだ明るい時間帯。

撒く水が 風に吹かれて 霧となる わざと自分に かかる向きにし

遠ざかるセミのあと、聞こえてくるのは、草むらの虫の声。
今はまだ序章。
秋はもうちょっと先かな。

by omori-sh | 2012-08-28 21:41 | episode