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同窓会?

昨日午後、往診に何軒かまわりました。
ちょうど同じ時間帯に、Iクリニックの往診も行われていて、
エリア内では目的地を同じくした複数のチームがそれぞれの
ルートでまわっているわけです。

つまり、あるお年寄りのいる家に行ったらIクリニックの看護師さんに会ったり、
さっきまでIクリニックのmdr先生がさっきまでおられたんですよということがあったり。

お年寄りは内科の次は歯科、と忙しいんです。
asakoさんはショートステイを利用していて、お宅にいる日に集中するから、
よけいなんです。
デイサービスを利用されているお年寄りは、スケジュールに追われている方が
多くて、ぼくらが往診をスケジューリングするとき苦労することがあります。
(忙しいくらいが、ちょうどいいんでしょうね)

asakoさんのお宅に着いたとき、Iクリニックの看護師、sindさんがおられました。
「こんにちは、はじめまして、omori-shです」
次は、ぼくたちの番です。




asakoさんのあと、Nさんの様子をうかがいに、No1hospitalへ。
Nさんは普通食になって、不都合はなくなったようで一安心。
これからはリハビリに精を出して、家に戻るのを目指します。

Nさんの家は次に行くchkmさんのご近所です。
在宅に移行したほうがぼくらは近いし訪問しやすいです。

さてchkmさんのお宅です。takさんが奥様を在宅で介護されています。
そこでIクリニックの看護師ogtさんに会いました。
「こんにちは、お久しぶり」

ogtさんとは何年か前にはじめてお会いして、その後たまにこうして往診先で
一緒になったことがあります。
「血圧、安定していますので」と言っていただけるだけで、
ぼくはもちろん、患者さんやご家族がとっても安心なんです。

「もうすぐ声の大きな先生が来られますよ」
mdr先生は、快活な女医さん。年齢はぼくよりずっと上だけど、若いです。

chkmさんのお宅で、ogtさんと、ぼくと歯科衛生士のkoniさんと、
そしてtakさんがワイワイ。

takさんは、奥様のベッドを部屋の中央に配置され、取り囲めるように
されています。
だから、奥様を中心にした、輪ができます。

「ここで同窓会をしましょう」
takさんは、mdr先生やぼくらがここで集まることを楽しみにされています。
ぼくは、心の中で、「まだぼくたちは卒業してませんよ」と軽くつっこみつつ、
takさんの気持ちが、とっても伝わってきて、うれしいな、と思いました。

「同窓会になる」、それは奥様が昇天されるということになるんでしょう。
そうしたらtakさんに会いに来ること、なくなるんでしょうね…

今日、takさんから、ひまわりの苗をいただきました。
このあいだ催促したから(?)です。

「オレンジ色の八重咲きのひまわりというのもあるんです。種をまいたので、
今度はそれを差し上げますので楽しみにしておいて下さい」
「ありがとうございま~す」

by omori-sh | 2005-05-21 07:37 | episode