人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これも楽しみ方

ブログというのは、その人の趣味嗜好が出るので、自分と似た価値観を
共有できることでやっててはまる。
そしてそこに「意外性」「ギャップ」があってさらにはまる。
すくなくともぼくの場合はそうだ。

もちろん、自分が「書きたい」ので、「書ける場」だから、というのがそもそもあった。
アウトプットができることでぼくの欲求は満たされる。

そしてそれ以上にインプットの楽しみがあって、さらにコミュニケーションへとつながる。
それがとても簡単に。しかも世界中の人と。

ま、こうやってPCに向かう時間が長くなってしまう自分を正当化しているわけだけど、
それはさておき、趣味嗜好の楽しみ方について。

音楽に関して。
ぼくは聴く専門。音符読めない。楽器は小学校のときの音楽会は打楽器専門。
4年の時カスタネット、5年は大太鼓(これはちょっと自慢)、6年はタンバリン。
まあこれもどうでもいい話。

中学からレコードを買うようになって、CDへの移行期は高校の頃。
学生になって、結構CDにはバイトで稼いだお金を投入するようになった。



前置きが長くなってしまったが、最近のCDの楽しみ方。

ぼくは誰かに教えてもらってCDを買うことが多かった。
信頼できる友達のオススメに弱い。
だいたいはずれない。だって価値観似てるから。

一度アーティストを知ったら、それからはお店で「新譜出てる。買ってみよ」ってな感じ。
それで広がっていって、持ってるCDが増えた。

新しいCDを買い求めることの優先順位は低くなっていった。
生活スタイルが変わるから、当然といえば当然だ。
でも、こうしてPCに向かう間も、ずっと何かしらCDは鳴らしている。

いまかけているのは、「スーパーカー」。

ブログで好きな音楽の嗜好が似ているなあ、と思った人をみつけて、
その人のブログの中で登場したスーパーカー。
あ、そういえばぼく持ってる、久しぶりに聴いてみよう、と思った。

そしたら、いいんですね、なんだか。

「眠っていたぼくのCDが蘇る」というと大袈裟だけど、そんな感じ。
スーパーカーの人たちが青森出身だって実は知らなかったし、
歌詞カードちゃんと読んでなかったら歌詞のこととかあんまり気にしてなかった。
(歌詞、聞き取りにくいし…)

そのブログの方はぼくよりたぶん10歳くらい年下で、聴き方が違う。
感じ方といった方がいい。
その曲を聴いたときの年齢って、感じ方を大きく左右する。
そんな彼女が思い出深い曲の歌詞。

PLANET

僕らのせいだろう、そのはずだろう?
平気だって言うだろう、君も今は
仲間同士でもいいだろう?
…僕が王子ならどうだろう。
どうかしていたんだろう、君も僕も。
知りたくなんてなかったんだろう。
二人の仲はどうでも
会いたい
なんて言うのさ。
心の奥のかすれた声は
子供の頃に忘れたはずさ。

どうせだめだよ泣いたって。
愛をなつかしむだけさ。
今さらだよ、そんな…。
今ならほら、言えた…。

青い森にはよく似合う
小さな僕のプライドだよ。

今にも別れそうだろう?
あの日と同じルールさ。
これから僕ら 大人になろう。
たまには後ろ ふりむきながら。

どうせだめだよ泣いたって。
愛をなつかしむだけさ。
今さらだよ、そんな…。
今ならほら、言えた…。

「スリーアウトチェンジ」という1stアルバムに収録されている。
ぼくはスーパーカー、3枚持ってる。

数ヶ月前、スーパーカーは解散したようだ。

自分の持ってるCDの楽しみ方、ひとつ増えた。
だれかのコメントに自分の持っているCDを見つけたら、
聴いてみる。

新譜を買うのは、控えめなのだ、節約のため(?)。

by omori-sh | 2005-05-22 09:41 | music/art/movie