息子を送り届けに、淡路島

娘を伊丹空港で見送って、帰宅。
次は息子。
昨年に続き、淡路島で合宿。

小学校でバレーの練習から帰ってきて、シャワー浴びて、出発。
kasuがロンドンでお世話になるTさんご夫婦の奥さまのご両親が暮らす淡路島へ。
明石海峡大橋を渡れば、40分で行ける。

ひまわりが咲いてる。
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息子さんが入っている施設で口腔ケアボランティアをしていることがきっかけでできたこのつながり。
みどりぐみを続けてきたことで、こうして子どもたちがかけがえのない経験をさせてもらえるんだなあ。
ボランティアも自分たちが好きでやってることなんだけど、その上にこんなチャンスがいただけるんだから、ほんと、感謝感謝であります。

ついてすぐに、お昼時ということで近くにうどんを食べに。
淡路市社会福祉協議会が運営しているという幸来(ハピクル)へ。
カレーうどんを注文。

知的障害者が注文を聞いてくれた。
社協が障害者の就労支援の一環でされてるんだろうけれど、こういう取り組みはぜひ広げてもらいたい。
税金の使い道として、有用だと思う。

お店の建物だって、これくらいの規模ならいいんじゃないかな、負担大したことないだろう。
そして、カレーうどんの味がなかなかうまい。
値段も安いし、とってもいい店。
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利益は少ない、あるいは赤字かもしれないけれど、公的な施設で採算ぜーんぜん、というところが山ほどあることを思うと、とっても値打ちあると思う。
ぼくたちが食べ終わる頃、席が空くのを待つ人があったくらいで、閑古鳥が鳴いてるような店ではないし。
また食べに来たいと思わせる魅力がぼくにはあった。

Tさんのお宅に戻って、お茶の時間。
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築80年の古民家で、ドルチェで入れてもらったコーヒーをイッタラのカップで。
こういうのが豊かさだなあ、と思う。
娘や息子に、豊かさってどんなことなのか、考えてもらえるチャンスを、いただいている。

確かに、経済的に恵まれることは豊かさの大きな目安ではあると思う。
お金がなくて、貧しくて貧しくて、という状況は、なかなか豊かであるとは言い難い。
でも、経済的に恵まれても、何となく貧しいよな、と感じる場面はある。
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ほどほどにお金が得られる仕事を真面目にやって、ほどほどに時間的にも余裕があって、ほんとうにいいモノやステキなデザインのモノに囲まれて暮らして、芸術に触れて、自然と共生するのが豊かだなあって感じられるってのを、子どもの頃から実感として持ってもらえたらなと思う。

得手不得手があって、わかることわからないことがあるけれど、自分の感性に正直な大人になってもらいたい。

自分はこれが好き、と思えることに没頭できる環境を自分でつくってもらいたい。

親として、そんなことを今日、あらためて思った。

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二度目だからこそ、また違った経験ができるはず。
味わい方をchuなりにわかってきてるみたい。
Tさんとは、相性もよかったようだ。

波長が合うかどうか、なんだよなあ、人と人も。

ぼくと妻がTさんご夫妻とあれこれ話している時、昼寝していたchu、寝ぐせもまた彼らしい。
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ぼくらとTさんが知り合った施設でゴタゴタが起こっていると聞いた。
何とも悲しいことだ。
人と人の関係、組織のあり方、いろいろと大変だ。

みんななかよくやればいいのに、それが上手にできないのが人。
欲が邪魔して、うまくいかない。
どうしてそんなことになってしまうんだろう、と思うこともあるけれど、まあそんなもんだよな、と思うことが年と共に増えた。
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キレイな花を見たら、誰しもキレイだなあ、と感じるはずだけれど、キレイなことがおもしろくない人がいる。
踏みつけられた花を見て、ざまあみろと思う人がいる。
そういう人に、子どもたちがなりませんよう。

なかよきことはうつくしきかな

なさけはひとのためならず

ぼくがいつも思っていて、よりどころにしている言葉。
ついでにもう一つ、「来るもの拒まず、去るもの追わず」と。
ちょっとさめてるところと、あついところ、両方あったほうが、ぼくはいいと思う。

今日聞いた話で、ぼくもかなりショックを受けたけれど、乗り越えなくちゃ、ならないことなんだよね。
いろいろな人と共に、生きているので。
その中で、いかに豊かな心で、暮らせるか。

chuは淡路島をしっかり味わってくれてたら、いいからね。
まだ子どもだから。
子どもは子どもらしく、がいい。
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by omori-sh | 2013-08-01 20:42 | children