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家庭訪問

chuの家庭訪問の日。
どんな先生か、興味津々。
評判がすこぶるよくて。

始業式の前、担任の先生誰かなあ、誰がいい?という話をしていて、真っ先に名前が挙がった先生。
その先生のクラスになったことを大喜びしていた。
荒っぽい言葉で厳しく叱りつけるようなことはしない先生。

中学の先生が使う言葉には疑問を感じていた。
ぼくも人のことは言えないけれど、教育者、指導者が使うべきでない言葉ってあると思う。
差別的かもしれないけれど、女性の教師には女性らしい言葉を使ってもらいたい。

威嚇しないと中学生は言うことを聞かない、なめられる、という考えもわからないわけでもない。
でも、感情的に怒っている教師の言葉に心の底から耳を傾ける中学生はどれほどいるだろう。
本当に自分たちへの愛があると感じたら、反応はするだろうけれど。

chuの担任は、一昨年前までは特別支援学校などで、教育に携わっておられたらしい。
特別支援学校で、何かしら障がいを持った子や虐待にあった子、通学が困難になった子などを相手にしていたという。
ご自分でも甘いと言われるけれど、きつく叱るのではなく、冷静になぜそれがいけないのか、ということを丁寧に説明することを大切にしておられる。

それがきちんと生徒に伝わっている。
だから、chuを含め、中学生は彼女のクラスを希望した。
ちゃんと中学男子は彼女の指導について行きたいと感じている。

今日、そんな先生に会って、話を聞くことができて、納得した。
そして、ぼくも自分を見つめ直さないとな、と思った。
診療所に来てくれる子や、バレーボールクラブの子たちへの接し方について、反省が必要だ。

ほめて伸ばす、というのにもあまり賛成はできないけど、いかに怒らずに指導できるか、というのはテーマだ。
叱りつけずに、過度にほめることもせず、やる気を引き出せたら。
また彼女と話せる機会があれば、教えてもらおう。

いい先生に出会えて、よかった。

by omori-sh | 2015-04-24 00:30 | children