昨日訃報が届いた。
地域の同業者の大御所。
話したこともない方だけど、喪主の息子さんも同業で、がんばっておられる方。
近頃は事後連絡が多いけど、違った。
なので、お通夜に出席。
はじめて行った。
電車から見えるちょっと気になる建物。
浄土真宗のお寺の別院らしい。
故人は二年ほど前まで現役で働いておられた歯科医。
享年84。
歯科医師会長もされていた方。
立派な祭壇。
お花がずらり。
参列者も会場に入りきらず。
にぎやかな葬式って、いいなあと思った。
故人を偲んで集まった人たちが再会する。
人と人のつながりを見る。
浄土真宗のお寺なのに、枕経をあげる導師は天台宗與楽寺の住職。
うちも天台宗なので、與楽寺って聞いたことある。
立派な式で、お経も長い。
飛ぶ鳥を落とす勢いで一時代を築いた人も、いつかは必ず死ぬ。
大勢の人から慕われ、葬式に大勢の人が参列する故人もいれば、そうでない人もいる。
人それぞれに生き方があり、死に方がある。
自分はどう生きて、どう死にたいか。
通夜や葬式に出席すると、考えてしまう。
盛大でなくていいから、そこそこお花に囲まれて、送ってもらえたらいいね。
焼香順でもめる心配は、ないよな。