建国記念日に、淡路島を訪れた。
舞子の住人にとっての淡路島は、いつも目の前にある島。
見えているのはごく一部だけれど、身近な島。
でも、橋を渡らなければ行けない島で、橋が架かるまでは船に乗って行かなければならなかった。
だから、近いけど、少し遠い場所だ。
子どもの頃から、ずっとそう。
中学時代に自転車で友だちとキャンプに行ったことがある。
高校時代にも行ったし、大学の時も行った。
結婚してからも妻と自転車で半周した。
橋が架かって、訪れる回数が増えた。
淡路島がどんどん近くなった。
リゾートアイランドになってゆくのは、とてもいいことだと思う。
洲本って、行ったことがなくて、たぶんはじめて。
淡路といえば、花。
この時期にチューリップが咲いていた。
レトロこみちに行ってみた。
昼になるとにぎわうんだろうか。
こういう懐かしい雰囲気、好きだけど、存続はたいへんだろう。
無責任に、残ってほしいとは言えない。
洲本から由良は近かった。
ホテルニューアワジってここかあ、なんて言いながら走った。
いつかこういうところで一泊したいねって。
由良は娘の友だちが住んでいる。
先日の須飼さんの個展でも作品が一枚描かれていた。
魚影が濃い漁港。
祭りの季節のようで、法被姿の村人がいた。
地域でがんばっている人たちが、いる。
ここで生まれ育った人たち。
人がいなくなってしまわなければいいなと思う。
事前に水仙はもうおしまいという情報を見ていた。
でも、せっかくなのでと立川水仙郷に立ち寄った。
ほんとうに花はもう終わっていて、残念な光景だった。
ここは学生時代に来たことがある。
謎のパラダイスで有名な場所。
探偵ナイトスクープで取り上げられたことが30年近く前。
エロい秘宝館がそこにあるのはまさしく謎だ。
それが今も存続していることに驚く。
水仙と、どうつながっているんだろうか。
海岸線をドライブ。
とにかくいい天気で気持ちよかった。
大鳴門橋の袂にある、道の駅うずしおへ。
できれば淡路島バーガーを食べたかったんだけど、あまりの行列にたじろいだ。
断念。
うずしおを眺めた。
天気がいいと海はキラキラ輝く。
水がきれい。
魚の群れ、ハマチかな。
見える魚は釣れないね。
それにしても、いい景色だ。
これからは家族4人ではなく、夫婦二人旅になりそうだね。
遅いランチはホテルアナガで。
贅沢なちらしずしを。
淡路島を模った海鮮ちらし。
高級リゾート、20数年前にお茶した記憶がうっすら。
大人になってから来てみると、見え方が違う。
もちろん気軽に泊まれるようなところじゃないけどね。
サンセットロードを北へ。
久しぶりに樂久登窯。
作品の感じが少し変化してる。
年齢と共に、作品は変わるもんだね。
ビアマグを購入。
伊弉諾神社にお参り。
御神木の夫婦楠。
こんなふうにいつまでもなかよく、ということで。
のじまスコーラに立ち寄ると、そこで帰りのバスに乗りそこなった女子高生二人組にヒッチハイクされた。
よし、舞子まで送ってあげよう。
おかげで最後に貴重な経験ができた。
しっかりした女子高生に感心。
頼もしいわ、若い女子。
日帰りでも、十分に楽しめた。
リゾートアイランド淡路島、身近にある、夢の島。
次は花の季節に。