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本日の新聞記事

ぼくは朝の通勤電車で新聞を読むことが多い。
今朝の読売新聞朝刊にはなかなかおもしろい記事が多かった。
目に止まった記事から。

新大関白鵬初V
14勝1敗の堂々たる成績、そして優勝決定戦で1敗を喫した雅山に勝っての優勝だけに、それはそれはすばらしい。
それにしてももう大相撲は外国人力士の存在なしにはあり得ない。
雅山には大関に返り咲いて欲しいものだ。

ボンズ714号
ベーブ・ルースに並んだ。薬物疑惑のおかげでせっかくの大記録もいまいち。
王貞治の868本塁打がいかにすごいか。
その王監督のコメント「ドーピングしたからといって打てるわけではない」って、本音だと思う。
ボンズの身体はむしばまれているに違いない。
自分の身を削ってまで取り組むことについては、いけないことであることは明らかだけど、そこまでしてやろうとする意欲に恐れ入る。

糖尿病 超厳しい 生活指導 (医療費抑制へ予防対策)
糖尿病予防と飽食、そして便利になっていく世の中はどう考えても矛盾する。
クルマ社会、ファーストフードなくしてはあり得ない食生活。
医療費抑制のために予防が不可欠なのはわかるけど、便利さを求めた結果であるわけで今さらそうそう戻れるものではない。
歩かなくてもすむようにどんどん進んできたのに「歩け」と言われても戸惑うのも無理はない。
そしてそもそも患者あっての医療、生活習慣指導よりも薬を出した方が医療機関にとって収入増になり、また患者も薬を求めるなら経済という側面から考えても薬の使用に傾くのも無理はない。
それが真の健康の妨げになっても。
本音と建前の矛盾を乗り越えられる精神力が果たしてあるのか。

日本型ブログ文化 ルーツは平安朝?
米国の多くのブログが政治的・社会的であるのに対して、日本の場合は、日記などの個人的な内容がかなりの割合を占めていて、日記、写真、イラスト、音楽、小説などすべての分野において、男性より女性の参加比率が高いという。
そのルーツとして、記者は平安朝の女流日記に着目している。
蜻蛉日記、更級日記、紫式部日記など。
確かにぼくが拝見させていただいているのも女性ブロガーさんのブログほうが多い。
女性のブログのほうがおもしろい気がする。
ぼくら夫婦でもぼくのより妻のほうがアクセス数が多い日が増えてきた。
確かに妻のほうがおもしろいかも。

人生案内 「完璧な恋人は、完璧な夫にはなり得ないものです」
人生案内、ぼくはけっこう好きだ。
今回の相談は、「昔不倫していた彼に会いたい」という57歳女性の相談で、それに心療内科医が返答している。
「日々共に暮らすということは大変なことです。
相手の見たくない部分を見、聞きたくない言葉だって聞くことになります。
自分にとって完璧ではなく、理想通りではない相手のありのままを受け入れるのが愛、まあ仕方ないか、と半ばあきらめつつも不完全さにいとおしさが加わるのが結婚ではないでしょうか」
完璧なんてあり得ないし、不完全さをいとおしいと感じあえるって、すばらしい。
「半ばあきらめつつ」というところがミソかも。

これらは朝刊のごくごく一部に過ぎない。
さすが新聞、毎日すごいボリュームの情報を与えてくれる。
でも、日によって見どころ満載の日もあれば、そうでもない日もあるような気がする。
日替わり定食でも、好きなおかずというのは重なるものだ。

by omori-sh | 2006-05-22 23:57 | episode