しいたけ
ここのところ平日の晩ごはんを家族でいただくことが多い。
これはひとつの理想形だ。
現代の家庭における大きな損失のひとつであると思う。
収入を削ってまで手に入れるべきではないかと思われる貴重な時間だなあとぼくは感じている。
家族で囲む食卓はおもしろい。
意外な話題や驚き、発見などがあるのだ。
その日あった出来事を話してもらっていると、考えさせられることもある。
跳び箱4段クリアできたとか、友だちになりたかった子が帰りに手を振ってくれたとか、そういう話を聞くとほんわかいい気分になる。
妻も来客の話をしてくれ、ぼくはもてなしに焼いたパンの残りをかじりながらそれを聞く。
今夜のおかずも野菜中心のヘルシーメニュー。
メインディッシュは筑前煮。
きっとchuは鶏肉ばかり食べるだろうと思いきや、なんとしいたけをバクバク。
まさかchuがしいたけ好きだったなんて。
たけのことかこんにゃくとかにんじんとかごぼうとかも食べてるけど、それよりまずしいたけ、という感じだったからびっくり。
しいたけの正体を知ったら子どもたちは何を思うだろう。
こういうのは立派に理科の教育だよなあ、と思いつつ、ぼくも教えてやれるほど多くの知識を持ち合わせていない。
それなら一緒に勉強しないと。
となるとますます家族で過ごす時間を増やす必要が出てくるなあ。
そういう暮らしができることを夢見ている。
by omori-sh | 2006-05-23 22:42 | children