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なんでもきっかけは些細なもの

昨日、妻の誕生日のお祝いに利用したお店と、今日みどりぐみで食事会に利用したお店、ともに先日購入した一冊の雑誌に掲載されていた。
そしてともにとってもいいお店で、会自体もたいへんに有意義なものだった。

あのときたまたま書店であの雑誌を買っていなければ、この2日間はどうなっていただろう。

もちろん、どこかの店に行ったはずである。
同じ店だったかもしれないけれど、たぶん違ったと思う。
結果的に違う店に行ったところで、たいへんに満足し、これ以上ない、と思ったかもしれない。

ぼくは起こった事柄に満足し、よかったなあ、ついてるなあ、と思える質なので、つくづく幸せものだなあと思う。

雑誌効果もあり、きっとしばらくは混むだろうと思っていずれも早めに予約した。
おかげで予約してからはすっかり気分は盛り上がり、その期待に店が応えてくれたおかげで喜びはいっそう大きくなった。

お店を決めるというちょっとしたことが、思いがけず大きな影響を及ぼすことがやっぱりある。

気分がよくなると、何でもかんでもいい方向に転がっていく気がする。
今日なんかはまさにそれで、何もかもがうまくいったなあって思える一日だった。
善循環にほかならない。

逆もまたしかりで、悪循環も些細なきっかけからどんどん泥沼に入っていき、あげくの果てには「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というすさんだ精神状態になってしまう。

いいことがあれば悪いこともある。

いいことにフォーカスをあてるようにしよう。
もちろん悪いことも無視するんじゃなく、それはそれで受けとめた上で、いいことに目を向ける。
いいことにも悪いことにも必ず理由がある。
その理由が大事だ。

きっかけは些細なものであっても。

些細なことにこそ、感謝やな。

by omori-sh | 2006-07-16 23:53 | idea