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たんけん

ラジオ体操3日目は日曜日ということで虫捕りアミを持って出かけた。
「虫捕りに行くで!」と言えばchuは起きる。
セミはまだほとんど鳴いていないので、おそらくカナブンくらいしか見つけられないと思うけれど、それでもchuにとっては楽しみなのだ。

5:30に起きて6時前に家を出た。
昨夜たくさんビール(発泡酒)を飲んだせいかちょっと体が重い。
子どもたちも寝起きで体の動きが鈍い。
特にchuは起きたまではいいけれど、グズグズしている。

ラジオ体操は近所の広い墓園の広場で行われていて、その墓園は大半が雑木林になっている。たんけん_c0056707_9173758.jpg
池もあって、蓮の花が咲いているし、この池にはカメやカエルが生息していてる。
なかなか立派なウシガエルがいて、たまに太い声を出している。

三日目なので、まだこういうので子どもたちの興味を引くことができる。
でもウシガエルには飽きてしまうだろうなあ。
三日坊主にならないようにしたいのだが。
ラジオ体操自体は子どもたちにとって魅力的なものではない。

まだやっぱりうまくできないラジオ体操が終わったら、chuにエンジンがかかった。
「虫捕り行こ!」と急に走り出した。

1か所必ず虫が集まるクヌギの木がある。
そこに行けばカナブンは捕まえられる。
カブトムシやクワガタがいてもおかしくはない。

虫たちもそう簡単に捕まえられるほどバカではない。

途中で男の子グループと女の子グループに分かれることにした。
carlは男の子だけど女の子グループ。
ぼくとchuは「たんけん」だ。

いつだったかchuと2人のとき車でここを通りかかったのだけど、そのとき、
「夏休みになったらここを探検しよう」
「ほんまに? やったー!」
という会話を交わした。

そういうことは子どもは絶対忘れない。

「たんけん」という響きにchuの目は輝く。
実際は探険というほどのものではないけれど、こういうドキドキワクワクがいい。

たんけん_c0056707_9292123.jpg


結局捕まえたくなる虫はいなくて、刺してくる虫にやられっぱなしだったけれど、ちょっと怖い「たんけん」気分は味わえたと思う。


夏休みの父と息子の思い出のひとつになった。

by omori-sh | 2006-07-23 09:31 | children