祭り
秋祭りのシーズンだ。
我が家の近所でも先週秋祭りだったけれど、行かなかった。
祭りは地方ほどにぎやかなんだろう。
昨日、盛大な祭りに行く機会に恵まれた。
祭りは日付が決まっているので、毎年曜日が変わる。
つまり、毎年土曜と日曜という祭りはそれだけ伝統もなく規模が小さいというわけだ。
ぼくらが行ったお祭りは今年は土曜が本宮だったので、仕事帰りに参加できた。
駅で家族と待ち合わせしたんだけれど、予想以上の人出で驚いた。
ふんどし姿のお兄さんたちがうようよしているのがとっても新鮮だ。
屋台のお店がずらりと並ぶ。
お腹がペコペコなのでまずは何か食べよう、ということで店を物色。
子どもたちは「いかやき!」。
「いかやき」「はしまき」「からあげ」「ふりふりポテト」「オムレツフランク」
そして子どもたちは「りんごあめ」。
「今日はお祭りだから特別!」ということで。
さあおみこしがやってきた。
ちょうどおみこしが通る場所で腹ごしらえをしていたので、ウロウロすることなくおみこし見物。
間近で見るおみこしはさすがに迫力満点。
重いだろうなあ。
きっと2トンくらいあるだろう。
それを人間の力で担ぐのだからすごい。
かりに100人で担いだとして均等に割っても1人20kgだ。
そのおみこしをただ運ぶだけでなく、上下させる。
そして練り歩く。
ふんどし姿の男の人はカッコイイ。
たくましくて強そうに見える。
みんなで力を合わせて歯をくいしばっている姿は圧巻だ。
おみこしも豪華で、夜になると電飾が美しい。
ちょうどバッテリー交換の場面を目の前で見たけれども、バッテリーだけでもたいそうなものだ。
町単位でおみこしをつくって、町の人が担ぐ。
町の人がおみこしに続いて一緒にぞろぞろと歩く。
地域の交流がなくてはうまくいくはずがない。
都会ではちょっと考えられない光景だろう。
ある意味ちょっとヤクザな感じはするけれど。
なんといっても祭りは男の晴れ舞台だ。
夜店も祭りの楽しみのひとつだけれど、「モノより思い出」だなあとつくづく感じた。
とはいえ、chuは思いがけずいいモノを手に入れた。
このお祭りを教えてくれ、誘って下さったのが職場の同僚歯科衛生士のsayuさん。
うまいことsayuさんとも合流でき、一緒におみこしを見物できた。
sayuさんの息子さんのshoくんは中学2年生でバレー部。
会ったとき、shoくんがchuにポケモンのシールをくれた。
それにまず大喜びのchu。
さらに帰る間際に友だちと別行動をしていたshoくんが再びやってきて、今度はchuに鉄砲をくれたのだ。
実はその前に、「おとうさん、てっぽうかって~」とせがまれていたのだが、あっさり「かわない」と一蹴していたのだ。
くじ引きで同じのが当たったからだということだったんだけれど、中学生が欲しがるレベルだから鉄砲といってもそこそこのモノである。
つまり空気銃なのだ。
銀玉鉄砲ではなくBB弾である。
照準を合わせるためのレーザーポインター?までついている。
そんなおもちゃをchuは手に入れてしまったのだ。
ただ5歳児では使いこなせないのでかえってよかったかもしれない。
「おとうさん、うてるようにして~」なのだ。
帰りの電車の中でもハイテンションのchu、お祭りの思い出は鉄砲が一番かな。
chuはそうでもぼくにとってはなかなかできない経験で、すごく楽しかった。
いいものを見させてもらったと思う。
非日常を味わうことができた。
これもsayuさんのおかげである。
sayuさんに送ったありがとうメールにいただいたお返事。
喜んでいただけて嬉しいです。
お誘いするまで色々と迷ったんですが、今日が土曜日という事、お祭り2日目の一番にぎやかな時がその土曜日に重なった事、今先生がこちらに勤務されているという事…
いい事ばかりがちょうど重なったので、これはお誘いするしかないなと思いまして…
みなさんお疲れが出たんじゃないですか?
お風呂にゆっくりつかって早くやすんでくださいね
奥様、kasuちゃん、chuちゃんに宜しくお伝えください
こちらこそ明日もよろしけお願いしまぁす!
おやすみなさい
ぼくは来週sayuさんと一緒に働いている職場を離れることになっている。
いまの職場でのいい思い出になったと思う。
そしてsayuさんにはこれからもみどりぐみのメンバーとしてお手伝いいただく予定。
ありがたいことだと思う。
家に帰りつく前にchuはぐっすり眠り込み、お風呂にゆっくりつかることはできず、朝風呂になりました。
by omori-sh | 2006-10-15 09:41 | event