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オープン・デー その2

kasuのリクエストで、オープン・デー最終日、もう一度小学校へ。
月曜の午前と水曜の午前に小学校にふらりと行けるお父さん、いったいどんなお仕事してるんでしょう…。
本日の授業は「せいかつ」。

テーマは「秋を感じる」。
秋を感じるものについての授業。
秋を感じる草花、葉っぱ、木の実、虫を順に子どもたちに発表させておられた。

kasuは木の実でドングリの絵を黒板に描くというのをあてられていた。

kasuのクラスはみんな素直で明るくて、とても雰囲気がいいと思う。
積極的に手を挙げてみんなが発表できる。
まだ2年生だからかもしれないけれども、いいことだと思う。

ただこの「せいかつ」の授業、本来は親が家庭で教えてやるべきことなんだろうなあと思った。
学校でこういう内容を授業のなかで取り入れて足並みを揃えさせてやらないといけないということなのかなあ。
もちろんこういう授業を通じて国語や算数が身につけば学力低下に歯止めがかかるのかもしれないけれど、なかなか難しいだろうなあ。

逆に、「せいかつ」の授業では子どもたちがみんな楽しそうだったということは、子どもたちは遊びや暮らしそのものについて見たり聞いたり触れたり考えたりすることが好きだということだと思う。
国語や算数の授業は嫌いでも、体育やせいかつの授業は好きだという子は多いと思う。

それにしても自分の母校である小学校にこうやって足を運べることはぼくにとって幸せなことだ。
なんといってもぼくは小学校卒業時の文集に将来なりたい職業を「小学校の先生」と書いている。

小学校の先生にはならなかったけれど、こうして親になってみると「子どもに教える」ということは楽しめるものだ。
こどもたちへの接し方、育て方について悩むこともあるけれども、子どもたちの笑顔にはいつも救われている。
kasuの描いた絵を見て、自分が小学生だった頃、自分が描いた絵を思い出す。
低学年の絵は素直だからいい。

by omori-sh | 2006-10-26 07:51 | children