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関根さんのバカポジティブ

昨日立ち寄ったヴィレッジ・ヴァンガードでみかけてつい買ってしまった本、「バカポジティブ(関根の法則)/関根勤」。
すごく共感できて、おもしろかった。
バカがつくほどポジティブな考え方。

関根さんの法則には見習うところがたくさんあるぞ。

関根の法則1 断ち切ろう、不愉快の輪! 余裕を持てば、人を許せる

関根の法則2 偉いも偉くないもない。 威張っている人って、底の浅さが透けて見える

関根の法則5 人生はコンビネーション

関根の法則10 自分が言われたらイヤなことは、他人に言わない。 会話のキモは想像力

関根の法則11 生きていることだけで素晴らしい。 失敗したって命とられるわけじゃない

関根の法則13 人をホメる人は、人からもホメられる人。 誇りが人を育てる

関根の法則14 失敗を恥じない。 謝り上手は仕事上手

関根の法則16 あなたの評価は、世間や他人が決めるもの。 力が抜けた時、評価は上がる


とまあこんな感じで関根の法則が続く。
特に前半でそうそう、そうやんなあ、と思わず相づちを打ちたくなって、おかげで一気に読んだ。
近頃ろくに本を読んでいなかったので、リハビリにはもってこいの本だった。

ぼくもよく「前向きやなあ」と言ってもらえるタイプだけれども、関根さんほど「バカポジティブ」ではなく、とてもじゃないけどかなわない。
そしてそんな関根さんでも、そもそも意図的にポジティブに考えようとされていると知って、ちょっとほっとした。

人間どうしてもネガティブになってしまうときがある。
油断していると、ネガティブに傾きがちだ。
だから、ネガティブにならないようにするための方法を考え、習得しようというわけ。

気持ちに余裕を持って、肩の力を抜いてゆるーい感じで前向きに進んでいこうというスタイルはそっくりぼく自身がめざすところと一致する。
ガツガツせずに、力まずに欲を捨てることでかえって人からの評価が上がるという話なんて、開業して慌てそうになる自分にとってはありがたい言葉である。
ありのままの自分を精いっぱい表現すればいいんだ、と半ば開き直ってしまったほうがいいと考えているところだ。

ぼくは人をホメることがずーっと苦手だったけれど、そういう自分が人からホメられることを望んでいたことに気づいて、考え方をあらためようと思ったのもそう遠い昔の話ではない。

そして関根さんも愛犬との生活のおかげで健康に対して大きな気づきを得たことや犬に対する思いを読むにつけ、さらに自分と重なった。

ぼくもcarlがちょうど3年前に家にやって来てくれたおかげで、生活習慣や健康への取り組みが見事に変化した。
自分が感じていることをそっくりそのまま表現してくださっているなあ、と思うところもあって驚いた。

関根の法則42 トラウマも、その後の人生の糧となる。 受け止め方しだいでマイナスにもプラスにもなる

ぼくも挫折やつらい思いなんかをした経験があるけれど、それも自分が成長するために必要なことだったと思えて楽になった。
失敗したなあ、と思えた経験こそ、次に生きる。
感謝の気持ちを忘れないことが大切だって関根さんも繰り返し語っておられる。

久しぶりに読んだ本だった。
これからはもっと読書の時間をとりたいものだ。
ここのところつい本から遠ざかってしまっていた。

芸能人の本にもおもしろそうなのがたくさんあって、次も芸能人の書いた本を読んでみようと思っている。

by omori-sh | 2007-02-12 22:37 | book