ご無沙汰
ヒゲの先生から電話がかかってきた。
ご無沙汰してる。
ヒゲの先生から連絡があるといえば、あれだ。
ヒゲの先生には何かと世話になってきた。
かわいがってくれて、何度か飲みに連れて行ってくれた。
ヒゲの先生に頼まれると、なかなか断れない。
ヒゲの先生は「適当にやってくれたら」と言う。
なんだけれども、今回もまた厄介な注文つきだ。
ヒゲの先生の幽霊もそろそろおしまいかなと思いつつ、引き受けてしまった。
ご要望にお応えできるか、はなはだ疑問である。
それでも久しぶりに声を聞くと、悪い気はしない。
ご無沙汰していても、ウマの合う人とはなんとなくどっかでつながっていると感じた。
by omori-sh | 2007-04-23 22:03 | episode