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幼児から少年へ

今月はじめに6歳になった息子が、この夏どんどん成長していて妻と一緒に驚いている。
やんちゃでおちょけた幼児だったのが男の子っぽくなってきて、少年になってきた。

うちの子どもたちはテレビもろくに見ることができず、ゲームなんかもちろん与えられていない。
それでもそういうのをちゃんと受け入れてくれているようで、与えられた環境の中で楽しく過ごしている。

だからたまに意外なことがある。

3年生のkasuが学校の音楽の時間に練習しているという曲がたまたまCDで持っているということがある。
THE BOOMの「風になりたい」とか夏川りみの「涙そうそう」とか。
風になりたいはTHE BOOMのベスト盤(2枚組)に収録されているから一時よくかけていた。
涙そうそうはBEGINのシングル大全集(2枚組)に収録されているからこれも子どもたちが気に入ってかけていた。

おかげでぼくらもあらためてそれらのCDを聞くことができて、「やっぱりいいなあ」と確認できた。

CDで流すから、自ずとほかの収録曲も聞く。

なぜかchuが気に入ったのがBEGINの「ボトル二本とチョコレート」。
メロディがchuの琴線に触れたらしい。
いつの間にか口ずさむようになった。

♪みんな仕事を持って 家庭を持って 責任しょって
生きている
だから意地張るなって 気使うなって それでも俺達
がんばって行こうか


幼稚園児のくせに、ハッとする言葉をたまに言うようになった。
もちろんまだまだ子どもであることにかわりないんだけれど、一丁前の言葉を口に出すようになってきたこともあり、背も高くなった気がする。
来年から小学生だから当然かもしれないけど、子どもだと思っていい加減な態度で接していたら鋭い指摘を頂戴してしまう。

子どもにたしなめられるのが結構うれしかったりもするんだけど。

夕方、子どもたちと一緒にcarlの散歩に出かけて近所の公園でナナフシを発見した。
たぶん実物ははじめてで、昆虫図鑑でしか見たことないのに、すぐさまそれがナナフシであることがわかったchu、「あ、ナナフシや」とすぐに名前が出てきた。
家に帰ったら図鑑で確認してるし。

そんな少年の姿を見て頼もしく思う。

by omori-sh | 2007-08-23 23:47 | children