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1割に入らなくても

さっき歯医者さんの集まりに出てきた。
ぼくはまだ入って1年足らずなので、いまいち居心地がよくない。
なのでそっと入ってそっと出てきた。

今日聞いた話の中で、もっとも記憶に残ったこと。

1割がハッピー
1割がまあまあよし
6割が食っていけるが贅沢はできない並の生活
1割が四苦八苦
1割がほとんど終わり

というのが歯科医院の現状らしい。

歯科の場合大規模診療所というのがほとんどないので上の2割が全体の8割の売り上げとまではいかないだろう。
また、スケールメリットはあったとしても、大きければリスクも大きく、必ずしも大規模のほうがよいというものでもないとぼくは思う。
また、中間の6割の中にもすごくハッピーな人もいるんじゃないかな。

というのは開業して8か月のぼくの現状はたぶん中間の6割の下の方だと思うけれど、ハッピーだから。
四苦八苦やほとんど終わりの状況に入ることのないようにはしたい。
でも、一番上のハッピーに入ることを目標としているわけでもない。
今日の話の中で出た1割のハッピーは売り上げという意味だと思うから。

経営的に、というとこれまたちょっと違うだろう。

歯科医院にも二極化が進んでいる。
これは単に勝ち組、負け組、というようなものではなく、スタイルとしての二極化。
分院展開をして規模を大きくしていくというスタイルと、規模を大きくせずにこぢんまりとした中で安定を目指すスタイル。
どちらがいいというものでもなく、それぞれに合ったスタイルでうまくやればどちらでも成功できる。

経営的には大きな浮き沈みなく手堅く黒字を積み重ねる手法もすばらしいと思う。
そういう診療所は並の6割の上のほうか、まあまあいい1割に属するかな。
でも、気持ちはすごくハッピーかもしれない。
ぼくはそういうところに入りたい。

どうも性格的に、それが合っているんじゃないかと。

目指す方向に向かって歩くのだ。

by omori-sh | 2007-09-28 22:56 | create d.c.