酒の飲み方

ぼくはお酒を飲むのが好きだ。
飲み歩くということはせず、家で飲むことがほとんど。
家で飲むのが一番だと思っている。

もちろんみんなでワイワイとやるのもいい。
飲んで酔っぱらうと気が大きくなって、饒舌になったりなれなれしくなったりする。
ご愛嬌、ということにしてもらいたい。

飲んでバカになれるほうがいいと思うし、人に迷惑をかけない範囲でアホなことをするくらいがいい。
そのほうがおもしろいし、それが酒の効用だと思う。

読売新聞の日曜版で女優の高畑淳子さんがエッセイを書いておられて、おもしろいなあと思った。

程良く飲むという事が出来ない。
終電近くになって「では、電車もなくなりますので」とサラリと席を立って帰る人を見ると不思議な生物にさえ思える。そんな飲み方だから当然記憶がなくなる事もしばしば。何かの番組で小泉今日子さんが「記憶なくしてこそお酒でしょう!」とケロっと言っていたのを聞き、そうだそうだと大いにうなずき、この人はいい人に違いないと勝手に仲間意識を持った。
私の酒はある時点から急にピッチがあがってしまうという、ちょっとタチの悪い酒だ。
プルンプルンプルンと、アルコールのエンジンが高速ギアに入ったら、もう止まらない。酔いつぶれるまで、朝まで、という典型的破滅型である。


記憶をなくすほど飲めるというのは楽しい証拠だと断言できるかどうかはわからないけれど、そういう場合が多いに違いない。
学生時代によく飲み過ぎて潰れていたのは若かったというだけじゃなく、楽しかったからだと思う。
大人になるとハチャメチャに飲めるチャンスというものが減る。

だからほんとうは大人になってから、たまにそんな飲み方ができたほうがいいのかもしれない。
楽しく飲める仲間がいなくなったり、仲間と飲むのが苦手な中年オヤジが頼れるのがスナックのママ、ということになるんだろう。

自分と波長の合う人たちと楽しく飲むというのは実にいい、とぼくは思う。
つい飲み過ぎてしまって、、となれるのは幸せだ。

日曜に楽しくてつい飲み過ぎてしまった。
ぼくのほかにも飲み過ぎた人がいたので助かった。
そして新聞記事を読んで大きくうなずき、また助かった。

また記憶なくすほど飲みたいね。
[PR]

by omori-sh | 2008-05-06 10:10 | episode