サービス業は第六感
歯科医療は、サービス業だ。
だから歯科医師は、サービスのプロでなければならない。
「プロらしく」というのは常に意識すべきだ。
サービスとは、おもてなし。
歯科医療を通じて、患者さんをおもてなしするのだ。
そんな歯医者でいたい。
「もてなしのクリエイター」
「感動を与えるエンターテイナー」
であるように。
「患者様のウォンツをつかみ、応えていく」のだ。
ウォンツを探り当てるのは、第六感。
「お客様に心地よい時間と空間を提供するサービスには、
研ぎ澄まされた五感と第六感(勘・頭脳)が必要です。
五感は、五つの感覚器官を通した意識。
第六感は、五感による意識を印象として受け入れる能力です。
第六感は、五つの感覚器官を通してキャッチした意識を統合して、
”おや?””あれ?””どうして?”と思うことで冴えてきます。
五感をレベル・アップすることで、第六感は磨かれるのです」
-目くばり 心くばり 気ばたらき 塩月弥栄子/橋本保雄 より-
塩月弥栄子さんは、お茶の先生。
このほかに、ぼくが持っていて、とても参考になる本に、上品な話し方というのもある。
ところで茶の湯ってどんなのだろう。
抹茶をたてて、お菓子をいただくくらいなら、我が家でもできそうな気もする。
「型」というものを学ぶこともできるだろう。
それよりも、お菓子目当てでお茶を習うというのも、いいかもしれない。
歯科医院というサービスにも、いろんなジャンルを取り入れたい。
関係ない業種でも、共通点は必ずある。
複眼でものをとらえる習慣を。
五感を研ぎ澄ませ!
by omori-sh | 2005-03-03 00:05 | book