タマムシ
夕方、子どもたちと一緒にcarlの散歩に出かけた。
夕方のセミはクマゼミじゃなくてアブラゼミ。
アブラゼミの声は夕方の声。
どこかはかなげ。
昼間は暑くてどこか涼しいところに避難したくなるくらいなのに、夕方になると夏の終わりを感じさせる。
今日強くそれを感じたのはぼくたちの夏休みが終わるからか。
診療所の休みが今日でおしまい。
明日から平常通りになる。
8/9の午後からはじまったぼくらの夏休み、4.5連休。
とっても中身の濃い休日だった。
ぼーっとのんびり過ごす時間もあったけれど、だからこそ濃いなあと思う。
オリンピック観戦をしていることもいい時間で、いっぱい感動している。
kasu・chuも北島選手を応援しているし、谷本選手の一本勝ちのシーンは目に焼き付いている。
金メダル、すばらしい。
近所の公園、そう、ほんとうにいちばん近所のゴリラ公園でchuがタマムシを見つけた。
いつもならすぐに逃がしてやりなよと言うけれど、家に持ち帰ろうとぼくが言った。
昆虫の美しさには驚くけれど、このタマムシの色は感動的だ。
夏の思い出にまたひとつ加わった。
ムシたちが元気な夏。
ぼくらにはこの暑さが堪えるけれど、虫にとってはどうなんだろう、暑いほうがいいのかな。
短い命、タマムシくんよ、ぼくらにその姿を見せてくれてありがとう。
by omori-sh | 2008-08-13 22:49 | episode