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国体なんてのも滅多にないことなので

国体が始まった。
このあたりは会場へのシャトルバスが出るくらいだから、すごく身近に国体を感じる。
今朝駅に着くと何だかいつもと違った。

ぼくが勤務する歯科医院は高校野球の会場の近くなので、駅に着いたときのものものしさには驚かされた。
「ハンカチ王子」という呼び方は好きではないけれど、早実の斎藤投手の人気はやっぱりスゴイ。
彼が出場するのは明日で、今日はライバルの駒大苫小牧の田中投手の登場だ。

そういうわけで昼休みに球場に足を運んでみた。
何しろ国体なんて滅多にないことで、兵庫県で開催されるのは50年ぶりだとか。
国体自体がいつまであるかわからないけれど、次回は生きているかどうかわからない。

そして球場は入場無料(整理券がないと入れないけど)、そのうえ職場から歩いていけるなんてまれなチャンス、逃すわけにいくまい。
たとえ球場に入れなくても、雰囲気くらいは味わうことができるはず、と思って行ってみたら何てことはなくすんなり入れた。

といっても内野席は満席で、外野の芝生。
八重山商工VS智弁和歌山戦の途中から。
さすがに国体ということで勝敗にはこだわらない感じのゆるーい雰囲気。

観客も芝生で寝転んだりしてなんだかのどか。
ぼくも芝生に腰をおろしておにぎりを食べながら観戦。

八重山商工の大嶺投手はプロ入りの可能性大。
ひょっとしたら将来はスーパースターかも。
その実力は素人目にもわかる。
速い。
智弁和歌山を完封。

続いて駒大苫小牧の田中投手登場。

「田中くーん」という黄色い声が聞こえる。
ぼくも遠目に見た。
試合前の練習まで見て時間がきたので球場を出たけれど、さすがプロ入りする選手は風格が違う。

田中投手の投げる球も速かった。

きっと斎藤投手も同じくらい速いんだろうなあ、そして明日はもっと球場がにぎやかになるんだろうなあ、と思いながら球場を後にした。

スターがやってくるということで警察含め警備の人もたくさんいてご苦労様、という感じだけれども、そのおかげでこの町がにわかに活気づくというのがまさに「国体」なんだろう。
地域の経済効果、いわゆる「町おこし」にもハンカチ王子は一役買ってくれたというわけだ。
とってもいいことだと感じた。
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by omori-sh | 2006-09-30 19:13 | episode

地元の話 2

木曜日にぼくの母から地元の話をいろいろ聞いて、印象的だった話。

「あそこはあの奥さんが来てから持っていた土地をみんな売ってしまった、って周りは言ってるのよ」

そういう話はよくあることかもしれない。
陰口めいた話はしたくないけれども、ある程度の情報としては知っていたほうがいい。
このあたりは古い街なので何代か遡ればどこかでつながっている親戚だった、ということが珍しくない。
実際、今の話はぼくの祖父のいとこの家の話である。

軽はずみに人のうわさ話をするもんじゃない。
でも、「ここだけの話」のほうがはやく広まることも世の常である。
いい話は悪い話ほど伝わらないだろうけれど、口コミの威力は下手な広告などよりもはるかに強いということは確かだ。

「今日ね、○○ちゃんの飼い主さんから、『いつ開業されるんですか?』って聞かれたの。あの人とはそんな話したことないのに」と妻が話していた。
ぼくらの知らないところで広まりつつあるのは確かだ。
人は見ていないようで見ているものである。

こういう話をしているとつくづく思うのが、「嫁」の影響である。
「あそこはお嫁さんが○○だから」ということになる場合が多い。
子どものできがよければ「あそこはお母さんが賢い人だから」とはよく言われる話だ。

現に今となってはぼくよりも妻のほうが注目されているようだ。
これはぼくにとってはありがたい。
妻はいろいろとぼくなんかよりもずっとうまいことやってくれる。

ぼくは妻を「あげまん」だと思っている。

「あそこはお嫁さんがいいから」とすでに噂されているというのがぼくの希望的観測だ。
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by omori-sh | 2006-09-30 07:37 | create d.c.

地元の話

ぼくの母は61歳で、生まれも育ちもこのあたり。
ぼくの父は婿養子。
母が一人娘で母方の家系を継いでいる。

ぼくは長男なので墓を守る役目があるんだけれど、生まれ育った家の敷地に家を建て直して住まわせてもらっている。
母はというと同居ではなくちょっとだけ離れた家に住んでいる。
祖母がいて介護をしていたけれどその祖母の状態が家ではきつくなったので施設に入ってもらった。
だから母はいま一人暮らし。

ぼくが地元で独立開業することは母にとっても喜ばしいことであるようだ。
そしてぼくが歯科医師として地域医療をやりたいと思ってターゲット層に設定している患者さんというのは高齢者に属する方々である。
つまり、今でいうと母以上の年齢の方々。

ということで母の話は生きた情報なのである。

一人暮らしということもあり、話し出したらとまらないんだけれど、母の話に耳を傾けるだけで母もすっきりするならいいことずくめだ。
昨日はたっぷり話を聞いて、お昼ごはんのお好み焼きもごちそうしてもらった。
情報をいっぱいいっぱい提供してくれる上にそれが親孝行になっている気もするし、こんなに効率的なことはない。

もちろん地元意識の強いこの街でやっていくんだからそれなりに身を引き締めていかなきゃなあとも思う。
でも、先祖からの基盤があるというのは何とも心強いものである。
きっともうすでにぼくや妻、そして子どもたちはそれなりの目で見られているんだろうけれど、それもまた大切なことだ。

それにしても60代、70代のこの地域の人たちの話も実はなかなかおもしろい。
「へえー、そうなの」という話が多い。
その世代の女性の動向を知っていて損はない。

そこに身をさらすということには覚悟がいるけれども、チャンスでもある。
これからの人生をここで暮らすという選択をしたことも、ぼくの生き方なのだ。
腰を据えていこう。
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by omori-sh | 2006-09-29 07:38 | create d.c.

女性とタバコ

女性とタバコ ~その問題点とアプローチの方法~ 
順天堂大学医学部助教授 中村靖先生
兵庫保険医新聞 第1502号(2006年9月25日)より

「欧米先進諸国と比較すると、わが国では女性の喫煙率が低く、男性の喫煙率が高いことが特徴的である」

「男性の喫煙率が一貫した低下傾向を示している反面、女性全体の喫煙率は35年の間約15%程度の数値で変化していないことがわかる」

「若い世代に限ってみると女性の喫煙率は年々上昇傾向にあり、この他のいろいろな調査結果からも、20代、30代の女性に3~4人に一人は喫煙者であるのが現状のようである」


これは驚くべきことのようだが、「ああ、やっぱり」と感じた。
というのは日常生活をしていて感じることと一致しているからである。
「若い女性の喫煙者が増えている」というのがぼくの勝手な偏見ではないということだ。

先日小学校の運動会でもそれを感じるエピソードがあった。

今の時代、運動会当日は小学校の敷地内が禁煙となるのは当然だから、昼食後、喫煙者はこぞって敷地の外、つまり周辺の路上にて喫煙となる。
ぼくはその光景を実際に見たわけではないけれど、ぼくの母が通りかかって目の当たりにした光景をいつもどおり大袈裟にぼくに報告してくれた。

「タバコを吸うお母さんの多いこと!」
それを聞いたとき、「ああ、やっぱり」と思った。

「若年女性の喫煙が増加する背景には、若年女性をターゲットにしたタバコ会社の販売戦略がある」

そっか、なるほど。
タバコもファッションの一部であるってのもわかる。
ぼくらも高校生くらいだと「タバコを吸う仕草がカッコイイ」からタバコを吸い始めるというのが多くて、ぼくも10年吸ったからよくわかる。
なぜか一度吸い始めるとやめられないものだ。

この記事の中でおもしろいなあと思ったのが、「喫煙の流行パターンの標準モデル」というもの。
タバコが広まっていく過程にもパターンがあるらしい。
100年のスパンで見るとまず男性に喫煙者が増えて、女性がそれに遅れて増加するという。
ピークに達するには20年ほどのズレがある。
つまり今日本では男性の流行はピークを過ぎて、女性はピークに向かっているというステージらしい。
また喫煙が死因に関与する割合も表されていて、喫煙が健康被害の与える影響が出てくるのに30年ほどかかるようだ。
したがってこのモデルに従うなら喫煙が死因の一つになる割合はこれからがピークになる。

ぼくは20代に吸っていたのでその影響が50代に出てくるとしたらそれはちょっと恐ろしい。
もちろん吸っていた事実があるのでやめたからといって元に戻るなんて思っていないし、健康に悪影響が出ても仕方ないと思っている。
ただ50代というと人生で最もストレスのかかる年頃だから、覚悟がいるなあということ。

でもやっぱりこういうのを見るとやめてよかったなあ、と思う。

それにしても、若い女性の喫煙率が上がることは残念だ。

「このこと(若い女性に喫煙者が増えること)は、女性全体の喫煙が増加する可能性があることや、子どもたちに受動喫煙の広がる危険性、子どもたちの世代が抵抗感なく喫煙しはじめることにつながるこ危険性があることを意味している」

そうだよなあ、小学校ではわざわざ敷地の外まで吸いに行ってるお母さんたちも普段はそこまでしていないだろうなあ。
タバコは健康によくないことを知らず吸っている人はいないので、声を大にする気もないけれど、こんなことも書いてあった。

「(喫煙は)女性にとって一代関心事である、容姿への影響も大きい。30代後半以降になると、皮膚の色調や歯・歯肉の着色、頭髪のつやなどで喫煙者であることの明確な特徴を見つけることができるケースが多いが、その中でも皺の増加は切実な問題であろう」

「タバコを吸うとシワが増えますよ」と言われてタバコをやめるのではなく、「アンチエイジング」をうたい文句にした高級化粧品に頼るというのも、経済の活性化につながるという点ではよいのかもしれないが…。

いちおうぼくはこっそり飴玉を配る歯医者にはならないようにしようとは思っている。
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by omori-sh | 2006-09-28 08:49 | health

日本ハム、おめでとう!

最後の最後で日本ハムが西武をかわしてシーズン1位の座についた。
これはすばらしいことだと思う。
2年前、ロッテと3位争いをしてプレーオフ進出を果たしたときもパ・リーグを盛り上げてくれたが、今年はなんとシーズン1位である。
昨年パ・リーグの主役だったロッテが早々に沈んだのは残念だったが、それを補ってあまりある日ハムの活躍。

プレーオフではシーズン2位のチームが2年続けて制しているけれども、今年はどうだろう。
これだけシーズン終盤までもつれたから、勢いをそのまま持って行けたら1勝をすでに手にしているし日ハム有利かもしれない。
ぼくは日ハムを応援する。

日ハムを応援するといっても実はどんな選手が活躍しているかぼくもよくは知らない。
テレビを見てなくて、もっぱら新聞のスポーツ欄で眺めているだけ。
今シーズンは2回スカイマークスタジアムに足を運んだが、カードはオリックスVS横浜とオリックスVS楽天だった。
今年の日ハムはぜひ見たかった。

もう来年からは新庄が見られなくなるし。

新庄選手の存在は大きかっただろう。
彼のおかげでチームが活気づいて選手のモチベーションに拍車をかけたんじゃないかと思う。
数字以上の働きぶりをしているに違いない。

新庄のようなキャラクターは組織にいてくれるといいだろうなあと思う。

彼のようにはなかなかなりたくてなれるものではない。
彼が活躍できているのはキャラクターばかりではなく、卓越した身体能力があることにほかならない。
プロの世界、実力がなければレギュラーとして出場することなどできるわけがない。

つまり、一流の選手でありながら、あのパフォーマンスができるということに彼のすばらしさがある。
パフォーマンスだけならできる人はいくらでもいるだろう。
「○○ができるうえに」というプラスαの魅力。
いい意味で「○○のくせに」なんて言われるような人になりたいものである。

最終戦では阪神に入団したときの背番号で出場した新庄選手。
プレーオフ、そして日本シリーズに出場できた暁にはまたそこでもきっと何かをやってくれるに違いない。
目が離せない。

セ・リーグでもここにきてようやく阪神が粘りをみせている。
日ハムが大逆転したように、土壇場で阪神が中日に追いつき追い越す、というのを期待している。
日本シリーズで阪神VS日ハムのカードになってくれたらおもしろいだろうなあ。
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by omori-sh | 2006-09-28 07:26 | sports

例えがうまい

「戦後、日本社会は大きく変わったが、官僚制度や行政組織はほとんど変化しなかった。自動車に例えれば、サビついて回らないハンドルだ。それを小泉前首相が非常に強い力で回し、サビが落ちた。料亭政治からクリーンな政治、官僚主導から政治主導になったのは、小泉前首相の大きな功績だ」
「しかし、車を運転する人なら分かると思うが、ハンドルは手を緩めるとすぐに元に戻ってしまう。改革も同じだ。ここで手を緩めてしまえば台無しになる。小泉改革の方向性は正しいが、官僚に丸投げされ、現状は骨抜き改革だ。改革を継続し成功させるには、安倍政権の役割が非常に重要だ。リーダーの改革への強い意志を絶えず見せていかなければならない」

9月27日付 読売新聞朝刊より

これは伊藤忠商事会長、丹羽宇一郎氏の言葉である。
歯に衣を着せない「財界のご意見番」。
伊藤忠商事というとぼくも個人的にお世話になってきた。
何を隠そうぼくは伊藤忠商事の一員として、10年にわたりチームに所属してきたのだ。
会社からの部費にお世話になったこともある。

それはさておき、丹羽さんのこの例えのうまさはすばらしい。
物事を説明するとき、うまい例えができる人はその事柄をきちんと理解しているんだろうなあと思う。
専門的なことをかみ砕いて、素人にもわかるように説明することが望まれている。
うまい例えがあると、非常にわかりやすい。
本当はわかっていなくても、わかったような気になるものだ。

丹羽さんのスゴさはいまさらぼくが申しあげるまでもなく、うまいのは例えだけでもなく、とにかく尊敬できるお方である。

丹羽さんが「働くこと」についてエキサイトの山村社長からインタビューを受けている記事を見つけた。
その中から抜粋。

「人間というのは、褒められたい、人に喜んでもらいたいという思いが非常に強い生き物なんです。
小学生の時は試験で良い点を取ると親に褒めてもらえる。
おだてられれば木に登る。
親や周りの人が子どもの教育とか学校に関心がない家の子はあまり出来が良くない。
なぜかというと、誰も喜んでくれないからですね」

「仕事も一緒です。
両親、あるいは家族、同僚、恋人、みんなを喜ばせたい。
褒めてほしい。
『あなた、すごいわね』って恋人に褒められたら、また木に登る。
そうやって人間は成長していくわけです。
だから大人になって仕事をせずに、一体どうやって人間として成長していくか、というと非常に難しい。
仕事じゃなくてもいいんですが、人に感動を与え自分も感動する経験があって初めて、自分を高めたいという気持ちになってくるわけです

つらい仕事を成し遂げると自信になるし弱い人の立場に立てるようにもなる。
大した苦労もせずに良い結果だけ出すと人間は傲慢不遜になってしまう。
苦労が人間を高めていくんです。

だから伊藤忠商事でも、儲からない部署で苦労している社員に私は『君、よかったね。これを乗り越えたら、人の弱みとか苦しい時の自分の人生の処し方というのが分かるんだから、会社から給料をもらうんじゃなくて、会社に金を払ってくれよ』と言っている(笑)。
辛い仕事を通して自分が成長していく、それが仕事の見えざる報酬というものなんです。
見える報酬よりも見えざる報酬を人間というのは基本的に求めるべきものなんです」

「生き方」を多いに考えさせられる言葉だ。
そしてかみ砕かれているからわかりやすい。
わかりやすいことはたいへん重要だ。
コミュニケーションを交わす上で「わかってもらえること」が大きな一歩であることは疑う余地がない。

そんな丹羽さんが安倍首相に注文することとは。

「国のリーダーとして一番大事なのは、日本の将来の姿を国民にわかりやすい言葉でアピールすることだが、安倍首相は総裁選の時からほとんどしていない。非常に残念だ。
安倍首相は『美しい国』と言うが、その中身がよくわからない。
もっと簡単でわかりやすい言葉で説明するべきだ。
『今よりも暮らしが良くなって将来の生活に不安のない国を目指したい』と言ったほうが、『美しい国』よりはずっといい」

なるほど。
格好つけずにストレートにシンプルに言ったほうがいい、と。
確かにスマートなのも大事だけれど、かっこつけすぎもよくない。
「いいかっこするんじゃない、国民はそんなことを求めているんじゃない」ということか。

かっこつけたい気持ちもわかるけれど、そこんところも柔軟性でカバーしなきゃ、ということだろう。
たいへん示唆に富んでいる。
「わかりやすく」であるべき場面ではつねに心がけよう。

そこには「うまい例え」がしばしば登場する。
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by omori-sh | 2006-09-27 23:48 | idea

ダメ○○には辞めていただく

「美しい国へ/安倍晋三」より。

第七章 教育の再生 に「ダメ教師には辞めていただく」という言葉が出てくる。
「教師」の代わりに入る職種がいくつも思い浮かぶかもしれない。
「医師」「歯科医師」「建築士」「弁護士」「代議士」「税理士」…
これらひっくるめたらみんな「○○先生」と呼ばれる人たちだ。

「公務員」「社員」あるいは「社長」「部長」「課長」「係長」なども入る。
とくに今「公務員」はそういう目で見られがちだ。

あらゆる人がそこに入りうるということになるだろうけれども、ダメな人には辞めていただくというのが本当にごもっともなことなのだろうか。

「生徒」とか「学生」はどうだろう。

「父親」「母親」が辞められないのは当たり前だけれど。

近年ようやく、免職することができるようになってきたが、あらかじめ質を確保するためには、教員免許の更新制度を導入するのもひとつの方法ではないか。

これも難しい問題だ。
免許の更新制度については年配の先生たちから猛反発が必至だ。
「この歳になって今さら試験勉強などできない」というのもごもっともである。
若返りという点ではいいかもしれないけれど。

ぼくも国家資格を有している職業柄、いわゆるペーパーテストだったら大学卒直後の受験生にはかなわないけれども仕事では負けないという思いはないわけではない。
誰がどのように評価するかが問題で、簡単に点数化できるものではない。

安倍さんのおっしゃることもわかるけれども、線引きは極めて難しいと思う。

「ボランティアの義務づけ」についてもこれまた難しい。
大学入学条件に「ボランティアを課す」という考え。
ここにはボランティアを通じて人と人との助け合いを経験しモラルを回復させようというものだ。
学力回復よりもモラルの回復のほうが時間がかかるので問題視しているということは理解できる。
そこにボランティアを義務づけることで成果を期待しようという考えを安倍首相はお持ちらしいがそれが果たしてどれくらい意味があるのか、というのは疑問だ。
それはやっぱり「ボランティアのようなもの」であって「ボランティア」ではないような気がする。
そんなものどっちだっていい、となるかもしれないけれども、少なくともぼくの認識しているボランティアはあくまでも義務であってはならず、自発的なものであってほしい。
嫌々させられるなら「強制労働」になると思う。

というように、ところところ安倍さんの言葉に疑問を抱いていることも事実である。
だからといって安倍さんが首相にふさわしくないとは思わない。
ぼくは期待している。

だれかが日本の国のリーダーとなっていい方向に導いてくれなきゃ困るんだから。

「ダメ総理には辞めていただく」とならないことを祈っている。
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by omori-sh | 2006-09-27 00:35 | book

総理が代わるということで

さすがにぼくも36歳にもなって、政治に関心ありませんでは済まされないと思うようになった。
偉そうなことを言うつもりも確固たる政治的思想があるわけでもないけれど、時の総理がどんな人かくらいは知っておいたほうがいいと思って「美しい国へ/安倍晋三」を読んでみた。
これを読むまで安倍晋三氏が神戸製鋼に勤務していたこと、しかも兵庫県の加古川でもしばらく働いていたことを知らなかった。
テレビを見ないとワイドショー的な情報にはめっぽう弱くなるのである。

政治についてもワイドショー的な見方をすることは危ういことかもしれない。
革新や保守についてもどっちがいいというわけでもなく、与党と野党の関係もお互いがあってのものだと思う。
小泉さんが国民の人気を得たことは紛れもない事実で、劇場型といわれようが自民圧勝の立役者になったことに変わりはない。
そして安倍さんも思い通りではなかったかもしれないけれどもきっちり総裁選を大差で勝利して自民党総裁の座についた。

この国のリーダーになった52歳の安倍晋三さん。
人気の理由はいろいろあるだろうけれど、国民から愛される人がリーダーになることが悪いことであるはずがない。
でもどうしてそんなに人気があるのか。
それもわかるかもしれないと思ってベストセラーになっている著書を読む気になった。

ぼくの印象は、この本を読むと新総理に対して親しみが湧くなあということ。
加古川で働いていたということだけじゃなく、世代がこれまでほど離れていないし、すごく率直に自分の生い立ちや考えていることをオープンにしているから。
これもイメージ戦略なのかもしれないけれど、もしそうだったとしてもその戦略は成功に違いない。

ぼくも今までの自分の無関心を恥じ、反省した。
そして今後はもっと自分が住んでいる国を動かしている人たちのことを知っておいた方がよいと思う。

安倍さんの政策に対する評価はこれからだけれども、本の中でとても印象に残った箇所を紹介させていただく。

地域社会が壊れつつあるといわれて久しい。
《あなたはこの土地に帰属しているのだから、この場所はあなたの一部でもあるのです。この場所をきれいにするということは、とりもなおさず、あなたの一部を高めていくことにもなるのですよ》
若者たちが、自分たちが生まれ育った国を自然に愛する気持ちをもつようになるには、教育の現場や地域で、まずは、郷土愛をはぐくむことが必要だ。
国に対する帰属意識は、その延長線上で熟成されるのではないだろうか。


第三章 ナショナリズムとはなにか からの一節だ。
地域を強く意識しているところなので、すごく納得である。
さらにこんな言葉が続く。

そもそも、人間はひとりで生きていけるわけではないし、ひとりでは生きられない。
その人の両親、生まれた土地、その人が育まれた地域のコミュニティ、そして、それらをとりまいている文化や伝統や歴史から、個人を独立させて切り離すことなどできないのだ。
人は、「個」として存在しているように見えるが、その実体は、さまざまなものとつながっていくうえで、けっして「個」ではない。
国もまた、同じだ。人が生まれて成長して年をとっていくうえで、切り離せないものとして存在しているのである。


まったくもってその通りだと思う。
切り離しちゃいけないものを切り離しすぎていないだろうか。
守るべきものが一体何であるのか。

家族を守ることが国を守ることにつながるという考えはまったくその通りだと思う。

日本が「美しい国」になることを祈っているし、そのためには自分も何かしなくちゃいけないということをきっちり理解すべきなのである。
すべてに賛同するというものでもないけれど、日本という国のリーダーとして、ぜひがんばっていただきたいと素直に思った。
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by omori-sh | 2006-09-26 22:04 | idea

秋の計画

すでに秋の行楽シーズンに突入し、第1クールが終わった。
お墓詣りと運動会(小学校篇)。
これから10月・11月と楽しみな計画が目白押しである。

遊んでばかりだけれど、遊ぶことが大好きなのである。

これから運動会(幼稚園篇)・バーベキュー・デイキャンプ・そしてちょっと遠方までキャンプなどの計画がある。
昨夜インターネットで冷暖房完備のバンガローを予約してしまった。
決めてしまうとますます気分は盛り上がるのだ。

それらに加えてchuの七五三、kasuのお誕生日、carlのお誕生日がある。
第三日曜はみどりぐみの活動だし、これらでほとんど日曜が埋まる。

もっとしたいことがあるんだけれど、どうしよう。
まだまだ貪欲に遊ぶ気でいる。

開業準備で忙しいはずが、遊びのほうが忙しい。
これもぼくのライフスタイルなのだ。
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by omori-sh | 2006-09-26 07:32 | event

振替休日

日曜に運動会があったので、月曜が振替休日に。
といっても休みは運動会に出場したkasuだけ。
chuは普段通り幼稚園。
ぼくも仕事。

昨日はあまりも天気がよくて、直射日光にノックアウトされた大人たち。
最も振替休日がふさわしいのは、普段日の光を浴びないせいでくたばった大人に違いない。
ぼくは夏休みに子どもたちと一緒に遊びまくっていたから比較的大丈夫なほうだったからよかったけれど。

それはさておき、振替休日、妻とkasuにとってはとっても珍しい2人きりの時間(この場合carlさんはひとまず除外)。
この日を楽しみにしていた女性陣。
朝から母と娘が2人きりでおでかけの算段をしていた。

これも運動会のおかげである。
おまけといえばおまけだけれど、貴重な非日常体験。
2人でドライブしてお買い物に行って、食事をして。

母と娘は父と息子の関係ともまた違う。
もちろん母と息子や父と娘の関係とも違う。
それぞれにすべて微妙な違いがある。

「あっという間だったよ、もっと時間があったら!」と感じたらしい。
それだけいい時間だったわけだ。
ここ最近ではkasuの成長に伴い母娘の関係も少しずつ変わりつつある。
「いつも口うるさい母」を自認している妻もkasuの見せる態度に戸惑うこともある。

でも、妻はkasuのことが大好きだしkasuもお母さんのことが大好きであることは前提としてある。
この前提は昨今起こっている親子間での事件の当事者たちにもあてはまるはずのものだと思う。
その前提が堤防とするならば、押し寄せる津波をその堤防が防ぐことができるのかどうかということのような気がする。
心に生じる津波が異常に大きい場合や堤防がもろい場合、被害者が出る。
心に大きな津波が発生しないようにはできるだろうし、堤防を頑丈なものにもできるだろう。

普段からのコミュニケーションが重要なんだと思う。

だからたまにはこういう時間も必要だ。
特に下の子がいると上の子と母が2人になることは珍しい。
下の子が生まれるまでは親を独占していたのに。
それだけにかえってうれしかったかもしれない。

ちなみに妻は娘の成長っぷりにまたまた驚いていた。
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by omori-sh | 2006-09-25 23:24 | episode