怒りの正体
なんで自分はすぐにイライラするんだろう。
carlに対して怒ってみたり、chuを急かしてみたり、kasuに計算もっと練習しろって厳しく言ってみたり。
怒るんじゃなくて、冷静に叱るって難しい。
いつの頃からか、怒らずに生活したいなあ、なんて思ってはいるけれど、怒りという感情はなくなることはない。
怒りが生じるたびにどないしてやり過ごそうかと四苦八苦している。
心が狭いなあ、人ができてないなあと思う。
「人はなぜ怒るのか 藤井雅子著」という本を見つけたのでパラパラめくってみた。
怒りが生じているときは必ず「~べき」「~なければならない」思考が無意識のうちに起こっているのだから、それを修正すれば自分で怒りを減らすことができる
「~べき」思考というのは、ものごとに対して100%を期待する完全志向でもあり、こうした考え方のくせがあると、本人もまわりの人も苦しくなる
相手に100%を求めるということは、相手に対する甘えだ
期待値が高すぎると現実とのズレが生じやすくなって、ズレの分だけ怒りが大きくなる
求めないというのはすごく大切なことだと思う。
ついまわりの人に求めてしまって、期待通りにいかないと不平不満を抱く。
求めなければいいのに、求めてしまうがために、がっかりし、場合によっては怒りが生じる。
怒りの原因は、ひと言で言うなら「不一致」で、怒りとは「不一致による違和感」であると筆者は述べている。
予想外に好ましいことはとってもうれしいけど、予想外に好ましくないことは怒りとなる。
期待すること自体は悪くないようにも思うけれど、期待するとそれが外れると怒りに変換されてしまう。
だからはじめから期待しないのが賢いってことになるんかなあ。
でもちょっとくらいは期待したいね。
自分にも期待したい。
すべてをあるがままに受け入れることができるようになりたいものだが、それは凡人には難しい。
まずはうまく感情をコントロールして、怒りをやり過ごせるように。
自分がそうなれるように。
自分に期待して、自分で期待を裏切って、自分に怒ってしまわないようにしないと。
自分に期待するのもやめとこかな。
by omori-sh | 2009-02-26 21:44 | idea