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課題図書

一週間前に子どもたちのために購入した課題図書。
夏休みに入って、何よりも早く終わらせたいのが読書感想文。
なぜか妻がいちばん気にしている。

読書感想文が書けなくて困った経験があるんかな。
kasuが毎年苦労しているのは事実だけど、そんなに気に病まなくても、と思うくらい。
だから、ぼくも全面的に協力して、できるだけ早く仕上げるようにしたい。

kasuの課題図書を読んで、その本についてkasuとぼくと妻でいろいろ話す時間を設けた。
お父さんはこう思ったとか、お母さんはこう思ったとか。
こんなことが書いてあったねえとかここはこの本のポイントだねとか。
付箋を貼りながら。

今日は学校でプールをしてきて、習字にも行って来たkasu、疲れて眠くなってしまう。

眠いときはダメだね、ここまでにしよう。

まあまた本については一緒にいろいろ考えてみよう。
ちなみにkasuの課題図書は「ぼくの羊をさがして」。

主人公はボーダーコリーのジャック。
犬が出てくるからってことで妻が選んだ。

牧羊犬として生まれた犬がさまざまな経験をする。
愛玩犬になることを拒み、野良犬になっても誇りを失わず、ヤギ飼いのおじいさんに生きる上で大切な言葉を教えられながらかわがってもらうもおじいさんとはかなしい別れ。
浮浪者にかわいがられてみたり、サーカスの一員になってみたりといったことを経て、ルークという少年に巡り会う。
孤児院に暮らすルーク、ジャックのおかげで里親に引き取られ、ジャックと共に新しい家族との暮らしがはじまるというハッピーエンド。

ボーダーコリーが牧羊犬としての誇りを持ち続ける姿。
おじいさんに教えてもらった生きていく上で本当に大切なものの意味。

日本人とはちょっとした感覚の違いはあるけれど、それを感じるのも訳書を読むときのよさ。
大人が読んでももちろんいろいろと考えさせられる。

一冊の本について語り合うって楽しいね。
課題図書のおかげで、ぼくらもいい経験ができる。

chuの課題図書は「しっぱいにかんぱい」。
これについては家族みんなで語り合おう。
そういえば先日妻の母から「おばあちゃんは失敗をしてしまいました」というハガキが届いた。
「おばあちゃん本のこと知ってたっけ?」

chuも本読んでからさっそく失敗したもんね。
失敗は成功のもとだから。

読書感想文への道、一歩ずつ進んでいる。

by omori-sh | 2009-07-23 19:30 | children