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星野仙一

今日、星野仙一さんに会えた。
歯科医師会のフォーラムでのメモリアル講演。
タイトルは、「前へ」。

星野さんが壇上に現れたとき、やっぱり華を感じた。
オーラあります。

スパスパとはっきり、そして笑わせてもくれる。
「阪神の選手は、ガキですわ」
「阪神ファンは、アホですわ」

「東京の人は、ジャイアンツは趣味。関西の人は、タイガースが生活。
重みが違いますわ」
「一番感動したのは、優勝パレード。御堂筋で雨の中、大勢のファンがいて、
お年寄りが手をあわせて『ありがとう』って言ってくれた。これが一番の感動です」

「選手の心を動かさないとダメなんです。それで何をやったかというと、
障害者の施設への慰問。彼らには悪いですけど、あれはいいです。
選手たちの心が動く。五体満足で、野球ができることがどれだけ幸せなことかがわかる」

優勝したとき、やはり血圧が上がってしまって、大変だったこと。
阪神タイガースの監督はほかの球団で監督を経験したことのある人に
とったらすごくストレスがかかること。

話に、引き込まれた。
歯が悪いと野球選手も故障したり、成績を残せなかったりというお話も。

最後は、歯と笑顔の話。
「いくら化粧したって、笑顔にはかないません。笑顔が醜い人はいないんです。
笑ったとき、歯が見えますから、歯は大切にしないとあきません」

そして、最近、あまり感動しなくなってしまったという。

なぜなら、感動は、甲子園に置いてきたから。

by omori-sh | 2005-03-27 22:08 | episode