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顧問税理士と会う

久しぶりに顧問税理士のHさんと会って話した。
確定申告も終わり、余裕ができたということで足を運んでくれた。
直接会うのはいつ以来かな。

今後の節税対策について少し話した。
節税といっても大して収入あるわけじゃないんだけどね。
1円でも安く。

Hさんはぼくより年下で、まだ30代。
税理士って試験受けないとなれないと思っていたけれど、そうでもないらしい。
Hさんは「試験組」で、税理士会では一部の方から目の敵にされているとか。
神戸は税理士さんの世界でもちょっと特殊な地域だとも。

Hさんが独立開業されたのはぼくが開業する1年ほど前。
開業前から顧問になっていただくことを決め、開業準備の時点でいろいろアドバイスをいただいた。
詳細は忘れたけど、開業するなら半年くらい前から税理士さんと話しておくのがいいなと思ったのを覚えている。

Hさんは顧問として経営状況を見てアドバイスをして下さる。
ぼくはプロからのアドバイスを期待している。
でも、Hさんも一個人事業主であることにかわりはない。

Hさんの事務所の経営状況についてはぼくらは知るよしもないけれど、同じ個人事業主としての視点で話をすると、より共通項が見え、共感でき、ほっとする。
ベースとしての考え方が近いな、と思った。
今という時代にこの年齢だから、なのかもしれない。

10年前の感覚でいると、今にはなかなか通用しない。
理念は変わらなくても、その理念を貫くためには融通性が必要だ。
あまりに頑なだと潰れてしまうことだってあるだろう。

たった3年で、ぼくも考えがずいぶん変わったと思う。
3年前のぼくは若かった。
若かったからこそ、できた。

今は当時から3つ年をとったので、3年前の自分を若かったなと思える。
そうやってみんな年とともに変わっていくんだろう。
だんだん明らかになってくるともいえる。

年をとらないとわからないことがある。
だから、年をとることは、すばらしいことだ。
ぼくはエイジングはアンチの対象ではないと考えている。

そんなことはさておき。

Hさんが話してくれた、ぼくの歯科医院の特徴は、粗利率が高くて、人件費が高い
おお、それはぼくが望んでいること。
技工士さんや材料屋さんには申し訳ないのかもしれないけれど、できる技工は自分でやり、材料はできるだけ種類をへらし、不良在庫を持たないというのは大事だと思う。

粗利率と人件費をキープし、売り上げが上がったなら、上がった分はほとんどが純利益だ。
そう、ぼくの診療所はまだまだこれから。
衛生士がメインでできることについては、ぜひともどんどん進めていってもらいたい。

やりたいスタイルで、行こう。

by omori-sh | 2010-04-14 00:30 | create d.c.