孤独なツクツクボウシ
残暑が厳しい。
蒸し暑い夜。
朝も涼しいって思うことなく、carlと歩く。
ツクツクボウシが一生懸命鳴いている。
ひとりぼっち。
虫の声が秋を感じさせるようになった中。
夏の終わりを知らせるツクツクボウシ。
まだ夏は終わってないよとばかりにがんばっている。
きっと彼にとっては今が自分の人生の最盛期。
まわりのことなどどうでもよくて、ただ自分のできることを精一杯やっているんだね。
ちょっと外すと、目立つ。
かえって、孤独に鳴いたほうが、聞いてもらえるかもね。
今週いっぱい、残暑は続くみたい。
来週はもうお彼岸だ。
昨夜は中秋の名月だったもんね。
まだ続く 残暑の朝に セミの声 ひとりぼっちの つくつくぼうし
by omori-sh | 2011-09-13 06:46 | episode