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下荒井

友だちがプロデュースしたテレビドラマ親父がくれた秘密 下荒井5兄弟の帰郷を見た。
普段はテレビドラマって見ないんだけど。
だから、どうしてもCMの多さが気になってしまった。

CMのことはしゃあないのでいいとして、いい家族ドラマだった。
そりゃ、こんな家なかなかないよな、普通じゃないよな、というのはあっても、だからドラマなわけで。
家族のこととか、社会のことを考えさせられつつ、感動した。

泣けた。

ところどころグッとくるセリフが散りばめられている。
登場人物ほとんど全員が何かしら言ってる。
役者もいい。

原作の大泉洋さんが住職の役で出てて、いい味出してた。
かなり重要な役だよな、お寺さん。
今でも名付けはお寺に相談してるって聞く。

「幸せにならなくちゃいけないのか。幸せにならない生き方はいけないのか」

「やりたいことが見つからない。やりたいことがないといけないのか」

「親の職業と結婚するわけじゃない」

「血のつながりがないところから家族ははじまる」

須藤理彩さんが結婚がうまくいかなかったことを話すところとか、大森南朋さんが涙流しながら家族の前でお金の工面を頼み込み、その姿を妻役の長谷川京子さんが目をそらす娘に「見なさい」と言うところとか。

このドラマをプロデュースした友だちのdaiは大森南朋さんと親しい友人で、このドラマで大森さんはプロデューサー役。
daiの思い入れは相当なもんだったろう。
Twitterでやり取りした中では、「個人的には団地の家にコンプレックスあったから、五男のこんな家に連れて来れる訳ないだろの辺りのくだりでグッときます」と彼は言ってるけど。

少ない登場人物で、でも豪華キャストで、見応えあるドラマだった。

次にプロデュースする作品も楽しみだ。

by omori-sh | 2012-09-13 00:50 | episode