お年寄りと子ども
米長さんが亡くなった。
そのことについて朝、診療所の黒板に書いた。
そしたら、米長さんのお兄さんと同じ会社だったんです、という方や、米長さんと同い年です、という患者さんが続いた。
米長邦雄さん、69歳で他界。
ご冥福をお祈りします。
昭和18年生まれってことは、11年前死んだぼくの父と同い年なんだな。
69歳ならまだお年寄りの範疇ではないね、現代では。
60代はまだ「おじさんおばさん」で、「おじいさんおばあさん」ではない。
せいぜい70過ぎてからだな、老人って。
でもその老人が朝から続いてお見えになった。
お年寄りは年末になるとやけに不安になるから。
スタッフが、今朝はデイサービスみたいですね、と。
入れ歯の調整が続くし。
そういうのは、もちろん想定内。
だから、まあいいんだよ。
反面、午後からは子どもが中心。
まるで小児歯科。
子どもたちが来てくれる歯科医院を目指していたから、うれしい。
午前はお年寄り、午後は子ども。
こういう現象は、望んでいたこと。
いい傾向だ。
by omori-sh | 2012-12-19 21:49 | create d.c.