複雑な思いの金曜朝
金曜朝、仕事の前に、ちょいと垂水駅前に。
人生勉強のために。
そしたら思いがけないことに。
ぼくが巻き込まれたちょっとしたトラブルは、大人の世界で、一般人にはあんまり縁のない、選挙がらみ。
駅立ちを巡ることで、裏と表というか、光と影の世界。
議員さんとトラブルになりかかって、まあそんなに怒らんとってください、機嫌直して下さい、と対応した。
診療所の近所の方で、うちの待合室であれこれ話したこともある方。
あんたに免じて、となってくれたらという思いがあったのは正直なところ。
ぼくとしては、とにかくつまらないトラブルから、どんどん大きくなってしまうのは避けたかった。
困ったことになったなあ、と思いながら話を聞いていたとき、目の前の横断歩道で、足の不自由な方が転倒した。
横断歩道、朝の通勤時間だから、歩く人は見て見ぬふりなのか、その横を通り過ぎてゆく。
話の途中だったけれど、倒れた方のそばに駆け寄った。
手を貸そうとすると、「手離して下さい」と。
余計なお世話だ、手を差しのべないで、という口調だった。
わからないではないけれど、ショックだった。
金曜朝は、そんなこんなで、心がざわついたまま、仕事へ。
妻が、ぼくの様子を見て、心配してくれていた。
いや、ぼくは元気だよ、ただ、ちょっと気持ちが複雑で。
どうも、すっきりないまま、一日が終わった。
by omori-sh | 2013-08-30 20:48 | episode