今度する
先送りにしてしまうこと、多い。
とりあえず、今のところはそのままにしておこう、みたいに。
どうせいつか決断しないといけないことなのに。
歯の治療なんか、そんなんばっかり。
この歯抜かないといけないとか、むし歯があるから治さなくちゃいけないとか。
でも、痛くないし、とりあえずこのままで、みたいなの。
大人だって、子どもだって。
こわくて踏ん切りがつかなくて、歯の治療がすすまない。
「ねえ、どうする?」
「今度する」
そうやって先送りにして、よかったなあ、ということだってあるかもしれない。
でも、前倒しできることは、前倒ししたほうがいいことのほうが多いような気がする。
前倒しって、悩んだり憂いたりする時間を短縮できるから。
えい、と思いきることで、自動的に物事が前に進む。
迷ったらやってしまえ、というの、ぼくは好きだなあ。
好きだけど、できるときとできないときある。
なかなか踏ん切りつかないことって、ある。
だから、決断できない人の気持ちも、理解できる。
涙うかべて、踏み出せない子どもの気持ち、わかるよ。
お母さんがわが子を一生懸命説得してるけれど、そう簡単には子どもが首を縦に振るとは思えない。
子どもって、親の言うとおりになんか、なりはしない。
その子が「今度する」と言ってるんだから、とりあえず、信頼してあげたらどうですか。
信頼は、裏切られるものです。
でも、わが子だけは、許せるでしょう。
いくら裏切られても、わが子なら。
いやあ、許せないこともあるかもね。
by omori-sh | 2013-12-03 23:37 | episode