安保法案が成立しそう。
歴史的な日を迎えているのかもしれない。
いろんな意味で歴史的。
若者中心のデモがこれだけ話題になって。
SNSでも賛成派・反対派・どちらでもない人・無関心な人がコメントしたりしなかったり。
じゃあぼく自身はどうなんだ、とぼくなりに考える。
そして行き着くところは、「わからない」。
勉強不足だし、賛成・反対どちらも正しいように思えてしまう。
どちらかって、決められない。
だから、この件に関しては何にも言えない。
ただ、ここに来て、論争がいっそう激しくなっていて、気になることがある。
罵り合うことの醜さ。
売り言葉に買い言葉になってしまう。
disればdisっただけ、disられる。
上から目線の物言いは、美しくない。
汚い言葉は、争いを産む。
国民の代表であるはずの国会議員の行動が、いただけない。
でも、それをしている人を選んだのは、有権者だ。
戦争反対は、安保法案の賛否とは別次元なんだろうって、思う。
違憲かどうか、というのも論を待たなくて、違憲なんだろう。
そんなこと、どちらも承知の上の話。
物事のあるべき順序を間違えて、急ぎ過ぎてるんじゃないかってところまでしかぼくには言えない。
日本が平和なのは、世界でも評価されていることのようだ。
平和ボケしているといわれれば、その通り。
日本のことをすばらしいと言うアジアの人々は多い(はず)。
ぼくが知るカンボジア人やサウジアラビア人はそうだ(2名中2名なので少な過ぎだけど)。
日本サムライはいざ戦争したら底力あるんじゃないかと思われているかも。
強いのに戦争放棄して平和主義な日本はエライって。
そんなことはないかもしれないけれど、自衛隊の軍事力半端ないことは確からしい。
そこが違憲で、そもそもそこだろ、と言う人は多い。
だから憲法改正は必要だというのもわかる気がする。
でもそんな憲法こそ守るべきだというのもわかる気がする
アメリカとの関係が大切なのはわかる。
中国が何してくるかわからん、という心配もわかる。
でも、本当のところは何にもわからない。
勉強したらわかるんだろうか。
デモをしている若者たちについては、行動力があってえらいと思う。
間違っているかもしれないけれど、勇気があってすばらしい。
それに対し、政治のやり方は、かっこ悪い。
もうちょっと、何とかならんのか。
日本人らしく、やってもらいたい。