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抜歯と散髪

昨日、縁日で買ったフランクフルトにかぶりついたとき、kasuの動きだしていた歯が一気にグラグラしたらしい。
ぼくが到着すると、第一声が、「おとうさん、歯抜いて!」だった。

昨日抜いたのは右上乳側切歯(右上B)。
kasuの歯は、過剰歯が生えてきたせいもあって、前歯の生え代わりのことが心配なのだ。
一年以上上の前歯が二本ない状態が続いている。
そもそも最初は4歳にして一本右上乳中切歯(右上A)が脱落し、そこから尖った過剰歯が生えてきた。
しばらく円錐状の過剰歯のままで過ごし、頃合いを見はからってぼくがその過剰歯を抜いた。家に器具を持って帰ってきて、リビングで抜いたのが去年の春だ。
レントゲンも往診用のポータブルのレントゲン撮影機を持って帰ってきて家で撮影した。

去年の夏、旅行で小豆島に滞在中に左上のAが抜けた。
前歯が二本なくなった。

ずいぶん上の前歯が二本ない状態なので、学校で「歯ぬけ星人」と呼ばれているらしい。
それでもめげてないからkasuはなかなかタフだ。

最近になってようやく右上中切歯(右上1)が顔を見せ始めた。
正直、すごくうれしかった。ちょっとホッとした。

ちなみに、乳歯は上下左右5本ずつあり、真ん中から奥にいくに従ってABCDEと呼ぶ。
永久歯は12345678で、8は親知らず。
いわゆる6歳臼歯が6で、Eの後ろから生えてくる。

今回右上のBがなくなったので、前歯が3本ない状態。(右上1はまだわずかしか見えていない)
歯ぬけ星人がランクアップだ。

白状すると、自分の子どもではじめて生え代わりの様子を観察することができている。
これはなかなか勉強になる。まれなケースであるだけに、なおさらだ。
kasuには感謝しなければ。

さて、自分の子どもだから、させてもらえることのひとつ、散髪。
今日、kasuの前髪が長くなってきたので、切ってやることにした。
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小さい頃から、散髪はぼくの担当で、何度も切ってきたが、最近は美容室に行くようになり、たまに前髪を切る程度になっていた。
もちろん今回も前髪だけだが、これがなかなか楽しい。

端で見ていたchuもその気になってくれて、chuの散髪もすることに。
ここのところ数回散髪屋で散髪できるようになったchu。
それまではかなり無理矢理押さえつけてやっていた。
眠っている間にやったこともある。
抜歯と散髪_c0056707_064599.jpg
それが、とっても我慢強くなっていて、上手にできるようになっているのだ。
これにはさすがにうれしい気持ちになった。

前髪が短くなると、ますますやんちゃ坊主になる。

chuの歯はいまのところ問題ないようだ。
だからせいぜいぼくがやることといえばたまに仕上げ磨きをする程度。

散髪をする方がぼくとしては楽しい。散髪って大変おもしろい。
抜歯と散髪_c0056707_0114214.jpg
散髪が終わったあと、ちょっと家の近所を散歩した。
そのとき素手でアブラゼミを捕まえることに成功。
夏も終わりに近づくと、セミも俊敏さを失って、手で捕まえられるようになってくる。

それでもアブラゼミを捕まえることができただけで興奮するchu。

散髪の仕上がり具合はこんな感じです。
まあ悪くないでしょう。

そしてkasuのほうは、こんな感じ。
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また歯がなくなって、前髪が短くなりました。
散髪の出来は、けっこう気に入ってるのだけど。

歯ぬけ星人には変わりありませんが、前髪が短くなると、かわいくなりますね。

床屋気分もたまにはいい。

by omori-sh | 2005-08-14 14:04 | children