心地よい疲労感
朝起きるときのカラダの状態に敏感になってきたのはいつ頃からかな。
年とともに感じやすくなってきているのは回復力の低下のせいか。
飲んだ翌朝のアルコールの残り具合も変わってきている気がする。
今朝は目覚めてから起きあがるまで少々がんばりが必要だった。
足に残る熱を帯びたような疲労感。
スワンボートだ。
もちろんそれだけじゃなく、昨日はリュック背負って遠足に行ってきたし、carlの散歩もしっかりしたので無理もない。
こうやって確実に残る前日の活動の余韻。
若い頃は一晩寝たらすっきり、でも思い出はしっかり覚えていた。
それが近頃はカラダにはしっかり残って、記憶からはすっかり抜けてしまう。
この傾向はきっと今後ますます強くなるだろう。
そういうわけで今朝の散歩ではそんなカラダの疲労感を確かめるように歩いた。
そしてその疲労感をもたらしたエピソードを振り返った。
土曜の夜は新しい職場のみんなと食事に出た。
院長が急に倒れて約2ヶ月、スタッフがここまで支えてきた。
ぼくも手助けのつもりで来たけれど、彼女たちにずいぶんと助けられた。
だから、ぼくからのねぎらいの気持ちと、少し落ち着いてきたから、ガス抜きと親睦をはかるという目的も合わせて。
だから日曜の朝はちょっと酒が残っていた。
遠足に行く朝なので、carlの散歩もしっかり歩いておく必要があった。
花見をしながら1時間たっぷり歩いてから遠足。
遠足から帰って来て、我が家でkskさんファミリーの若くんのお誕生日のお祝いをした。
これも喜んでもらえたようで、ホストとしてもうれしい。
ゲストさん、ありがとう。
夕方お別れのあと、carlの散歩は子どもたちを連れて。
驚いたのが、子どもたちがまた公園で遊びはじめたこと。
朝からさんざん遊んだというのに。
子どもは遊ぶのが仕事というけれど、そういう意味では仕事好きなおふたり。
暗くなりかけて半ば無理矢理帰路についたんだけれど、途中でこの春休みに斜め向かいの家から引っ越した元ご近所さんの家の前を通りがかったとき、そこの子どもさんが出てきてくれた。
chuは小さなときからよく面倒を見てもらっていたので、子どもたちも
「chu、大きくなったなあ」なんてかわいがってくれた。
そして中でもお姉ちゃんとそのお友だちのmeiちゃんが、
「chuくん、めっちゃかわいい~」ってchuを抱擁。
meiちゃん、オジサンのぼくから見てもとびきりかわいい女子中学生。
無理矢理帰らされてぐずりかけていたchuの機嫌がすっかり直った。
「なあなあchu、今日は何がいちばん楽しかった?」
「いま」
「え?遠足じゃないの?」
「いまおともだちにあえたこと」
わかるなあ、その気持ち。
いろいろな経験ができた春休み最後の日。
子どもたちがたくさんたくさん遊んだ一日。
ぼくらにとってもすごく欲張りな一日。
心地よい疲労感が残って当たり前。
春休みが終わって、いよいよ新年度は今日から、という気がする。
4月10日、kasuが2年1組に決まった。
我が家では、子どもたちの影響が大きいので、ぼくらも本番は今日からだ。
by omori-sh | 2006-04-10 22:21 | episode