うれしい雨
梅雨らしく雨模様。
今年の梅雨は雨が少なくて、梅雨に降るべき雨が5月に降ったのかなあと思うくらい。
でも昨日の夕立にはじまって、今朝再び降り出した雨は梅雨らしさを感じさせてくれる。
雨のおかげで庭も潤う。
ぼくは雨降りの休日が好きなのだ。
年とともにますます好きになってきている。
今日はまったく予定を入れていなくて、予定のない休日をおおいに堪能しようと思っていたから、なお雨がうれしい。
出かける予定が入っていればまた違ったかもしれない。
雨でも降ってくれたら、と思って降ってくれると、天の恵みだなあと感じる。
子どもたちも家の中で楽しそうに姉弟で遊んでくれてるし、おだやかに過ごしている。
4日ほど前にホームセンターで綿のロープを買ってきて階段に結びつけてみた。
¥137/mで売っていたので5m測ってもらった。
綿ロープ代685円。
階段にくくりつけるだけで遊具のできあがり。
安全の補償はない。
ところどころにタオルをくくりつけて結び目代わりに。
結び目がないとのぼれない。
大人にとってはロープは細いし高さも中途半端だからおもしろくないけれども、子どもにとったらほどほどに楽しめる。
何しろ遊びながら身体感覚を高めることができるならすばらしい。
体を使う遊びをしなくなったと言われる。
確かにその通りだと思う。
遊具も様変わりしてきて、ちょっとでもケガをするといつのまにか遊具が使えなくなって、公園から遊具が姿を消してしまったり。
木に登ると危ないから登っちゃダメ、川の水はきたないから入っちゃダメ。
虫がいるから林に入っちゃダメ、不審な人がいるから人気のいないところはダメ。
それでもって家の中でゲームに夢中になることも非難される。
子どもたちって気の毒かもしれない。
ゆとり教育の犠牲と言われたり、競争したいのに競争させてもらえないのに実は社会は超競争社会だったり。
みんなで楽しく暮らせるといいなあ。
家族くらいは、泣いたり笑ったり叱ったりへこんだりしながらでも一緒にいられてよかったなあと思えるようでいたい。
雨のおかげで家族の時間が凝縮される気がする。
さてと、今日はまだこれからだ。
何して過ごそうかな。
by omori-sh | 2006-07-17 10:37 | episode