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厳しいお父さん

昨夜も楽しい晩ごはんだったけれども、楽しくっても行儀が悪いとか、よろしくないと思われることについては注意する必要がある。
しかしそれがなかなか難しい。
そういうとき、ぼくはまだまだ未熟だなあと思う。

感情的になっていないか、というと、なっている。
以前に比べたら多少は冷静に、意図的にきつい口調をしたり大袈裟に言ってみたり、突き放してみたりしてみるんだけれども、難しい。
でも厳しくするのはぼくの役割だと思っている。

「厳父慈母」という言葉があるけれども、ぼくは父親はこわい存在であるべきだと思っている。
「慈父厳母」はぼくのスタイルには合わないような気がする。
そもそもお父さんよりもお母さんがこわいというのはぼく自身が許せない。

「友だちのような親子」というのもぼくとしてはちょっと馴染めないような気がする。
少なくとも子どもが小学生以下の時点で友だちみたいになるというのはぼくには考えられない。
ほかの家庭のことではなく、あくまでもぼくたちの家庭の話。

怒らないことと厳しくすることは矛盾しない。
そこらが難しい。
やさしいことと厳しいことも矛盾しないと思う。
甘やかさずにやさしくしつけるには厳しさが必要だ。

そのためにはまず一番に自分に厳しくしなくちゃいけないんだろう。
それが一番難しい。

ぼくは厳しいお父さんになりたい。

by omori-sh | 2006-10-17 07:25 | idea