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紅葉狩りに行きたい

昨夜メールチェックをしていたら迷惑メールに紛れてある一通のメールに目が止まった。
去年氷ノ山登山に連れていってくださったTセンセイより。
あの時ぜひ紅葉狩りにも行きましょう、ということになっていたのだけれど、去年は都合がつかずにご一緒できなかった。
一年越しのお約束。

何よりこうして個人的にお誘いいただけることがめっきりなくなったので、うれしい限りだ。
即OKの返事を送った。
来週が楽しみ。

ぼくが不義理をしていることもあるけれど、友だちが少ないからか、誰かにお誘いをいただくということがなくなった。
所属している会の集まりにここのところ出席していないから当然ではある。
まあ誰にでも出たい会合とそうでもない会合があるだろう。

そして単に人恋しい、というのでもなくて、むしろ最近は静かにおだやかに家族と過ごす時間を大切にしている。
だけど今回のTセンセイからのお誘いはすごーくうれしかった。

「じゃ、また会いましょう」と言って別れてから、もう長らく会わなくなってしまった人は多い。

今日これからぼくが新たに所属することになった組織の会合に出かける。
これから新しい出会いがあるだろう。
その中でぼくがどういう存在になれるかわからないけれども、こういうときだからこそ、Tセンセイからのお誘いがよりうれしかったのかもしれない。

いわゆる社交辞令の意味もある宴会というのじゃなくて、山を歩きながらの紅葉狩りへ。
企画する立場じゃなくて、お誘いいただくよろこび。
そういう部分では乾いていたなあと思う。

ちょっとずつ上向いてきた。

by omori-sh | 2006-11-24 19:36 | episode