根をはる
「あ、chuくんのおとうさん」
chuが遊んでいる公園を横切って郵便局に向かうとき、公園にいたお母さんの声が聞こえた。
その方は翌日子どもさんを連れて診療所に来て下さった。
「歯医者さん」ではなく「chuくんのおとうさん」であるのがうれしい。
chuの友だちも、「chuのおとうさんや!」と言ってくれたり、「chuのおとーさーん」と駆け寄ってくれたり、身近に感じてくれていてすごくうれしい。
公園では近くの歯医者というよりただのおっちゃん。
ぼくの母の友だちも診療所に患者としても来て下さるようになっている。
「お母さんと違って息子さんはやさしいから」などと宣伝してくれてる人もいるとか。
ありがたいことである。
ぼくの母はこの土地で生まれ育った人で、地元ではなかなか顔が広い。
そういう面がやりづらい、ということもなきにしもあらずだけれど、今となってはそういうことに感謝している。
ぼくら夫婦のブログを見てくれている近所の人もいるだろう。
今日の妻のブログにもあるけれど、ブログを見てくれているから親近感がもてるって来てくれた方があった。
私生活までオープンになってしまってるわけだけれど、まあそれもよし。
ブログにかいていることがすべて、というわけでもないからね。
でも、こうやって自分をオープンにすることで地域に根をはっているんだなあと実感する。
どんな人かわからない、というよりも知ってもらっているほうが足を運んでもらいやすいに決まっている。
もうずいぶん自分(の一面)をさらけ出すことに慣れた。
地道に時間をかけて、しっかりと根をはっていきたいと思う。
by omori-sh | 2007-10-19 20:25 | create d.c.