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ぼくらのCOLOR

類は友を呼ぶというのはまさにそうで、自然と似たような価値観の持ち主は引き寄せ合うものだ。
歯科医院であっても、定着する患者さんはその歯科医院のCOLORにマッチした人になっていくんだと思う。
ぼくらの歯科医院は一年しか経っていないので、まだまだ定着なんてほど遠いけれど、でも何となく集まってきてくれる人たちにはどこか通じるところがあると思う。

自分がリラックスして接することができる人は相手も同じようなことを感じるもので、できるだけ自分がリラックスすることを心がけているつもり。
患者さまに最高のサービスを、というプロ意識とは、異なっているように思う。
時代のニーズは最高のサービスなのかもしれないけれど、ぼくにそれができるかというと、どうも疑問だ。

喜んでもらいたいという気持ちはもちろんあるけれど、自分が長く続けられることが重要だと考えている。
あまり無理をし続けるのもよくない。
多少は役作りをする必要はあるだろうけど。

今日から給食がはじまる、という4月の月曜日。
ちょっとゆっくりペースで時間が流れる。
馴染みになってきた患者さんと楽しい時間。

いつもスタッフに声をかけてくれる元気なお年寄りから「毎朝黒板書いてえらいねえ」と褒めていただいた。
こういうのはうれしいけど何だか照れる。
いつもそうやって見てくれている人がいるというのはほんとうにありがたいことだ。
今日のその方との会話の中で「うば桜」という言葉があった。
あとで調べたら勉強になった。

待合室で偶然お友だち同士が一緒になって、「同じクラスになったんです」なんて教えてくれて、そういうのも何だかうれしい。
みんな何度もぼくらの歯科医院に来てくれたことがあって、ずいぶん慣れてくれている。
「ここだから無理をお願いできる」と言ってもらえるのも、(本当に無理なことじゃないし)うれしい。
かなりお互いリラックスしている。

徐々にぼくらのCOLORが出てて、それを見たり感じたりして足を運んでくれていたらいいなあと思う。

なぜかそういうことをあらためて強く感じた月曜日。
時間に余裕があると、ついそういうことを考えてしまう。

by omori-sh | 2008-04-14 19:49 | create d.c.