さよならNTT
現在、わが家の固定電話はIP電話。
2年ほど前にケイ・オプティコムにしてインターネットも光になった。
それまでつながっていたNTTの電話は診療所に移設。
番号をそのまま診療所で使用したかったから。
もともとあまり電話がかかってくる家じゃなかった(友だち少ない…)ので、診療所に古い知人から電話がかかってくることもなく、下4桁2500という番号は気に入っている。
これもそもそもその番号をもらうときに父親が手続きをしてくれたから。
ぼくの父は加古川の高校を出て電電公社に就職した。
30年以上電話局で働いた人。
なので父のおかげで新しく電話を契約するときは希望しなくてもいい番号をもらえたんだと思う。
その父も他界してはや7年。
時は流れる。
先日ソフトバンクテレコムの代理店なるところから電話がかかってきて、話を聞いてたらどうもちょっとだけ固定電話の料金が安くなるらしい。
ただでさえ着信ばっかりで料金はかかってないんだけれど、ほぼ今と同じ状態で工事費用もなくて手間もなくて料金が安くなるなら変えてもいいかなと。
今後どうなっていくかというところがよくわからんけど、携帯もソフトバンクにしたことだし、おとくラインにしてみることにしよう。
診療所でNTTからソフトバンクに移行したらもうほんとにNTTとは縁が切れてしまうけど。
あの世からお父さんが「お前それはないやろ」なんて言ってないかなとちょっとだけ心配だけど、でもあの人のことだから、きっと「お前がそれでよかったらそうしたらええ」と口では言うだろうから、その言葉に甘えとくことにしよう。
「わしゃわからへん、そやから定年前に会社辞めたんや」
そんな風に話している姿が目に浮かぶ。
by omori-sh | 2008-09-25 21:48 | create d.c.